2023.07.21
2021年のNBAドラフトでデトロイト・ピストンズから全体1位指名を受けたケイド・カニングハム。今シーズンはピストンズでオフェンスをけん引するなど活躍を見せているが、本人はルーキー・オブ・ザ・イヤー(新人王)の獲得を確信しているようだ。
カニングハムは今シーズン59試合に出場し、1試合平均17.2得点5.6アシスト5.7リバウンドをマーク。平均得点はルーキーの中でトップ、アシストはジョシュ・ギティー(オクラホマシティ・サンダー)に次いで2位、リバウンドは5位と攻防にわたって活躍を見せている。
今シーズンのルーキーはそろって活躍しており、カニングハムのほかに3位指名のエバン・モーブリー(クリーブランド・キャバリアーズ)や同4位のスコッティ・バーンズ(トロント・ラプターズ)、6位のギティーなど多くの選手が新人王の候補として挙げられている。いずれの選手も好成績を記録しており、近年稀にみる新人王争いが繰り広げられているが、その中でもカニングハムは自身が新人王を受賞すべきだと考えているという。
「NBAにはたくさんのファンがいるから、いろいろな意見があるのは分かっている。そんなに調べたりはしないけどね。だけど、自分が新人王だと思う。僕が新人王ではないっていうのは勘違いだと思うね」。
多くの選手が新人王候補に挙げられるなか、「自分こそが新人王だ」と言い放ったカニングハム。今シーズンは6試合を残しているが、他の候補を圧倒するようなパフォーマンスを披露することはできるのだろうか。
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