2022.02.19

新ルールのライジングスターズが開催…優勝したチーム・バリーのカニングハムがMVP

ライジングスターズで勝利につながる活躍を見せ、MVPを受賞したカニングハム(中央)[写真]=Getty Images
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 2月19日(現地時間18日)、NBAではオールスターウィークエンドが始まり、1年目、2年目の若手にとってのオールスターゲームである「CLOROXライジングスターズ」が開催された。

 今シーズンのライジングスターズは、若手主体のチーム構成であることは踏襲しつつ、チームの組み方や選手の選抜方法を大きく刷新。1年目、2年目の選手各12名にGリーグ・イグナイトの選手4名を加えた28人を、リック・バリー、ギャリー・ペイトン、アイザイア・トーマス、ジェームズ・ワージーの4人のレジェンドがドラフトし、4チームで3試合を戦うというフォーマットで行われた。

 また、試合は過去数シーズンのオールスターでも採用された「ファイナルターゲットスコア」制で開催。一定の得点目標を定め、先にそれに到達したチームが勝利となる方式であるが、今年はNBAが75周年ということで、第1試合と第2試合はいずれかのチームが50点、第3試合は25得点に到達すると勝利となる。

 さまざまな新要素が盛り込まれた今回のライジングスターズでは、初戦から接戦に。チーム・ワージー対チーム・アイザイアは49-50でチーム・アイザイア、チーム・ペイトン対チーム・バリーは48-50でチーム・バリーが勝利と僅差の戦いが続いた。

 第3試合はチーム・アイザイア対チーム・バリーが対戦。21-20とチーム・バリーがリードして迎えた試合終盤には、ケイド・カニングハムが3ポイントシュートをヒット。次の場面ではカニングハムが相手ボールをスティールし、ファウルを誘発。味方がフリースローを沈めたことでチーム・バリーが勝利を収め、勝利につながる活躍を見せたカニングハムがMVPを獲得した。

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