2024.10.05
7月21日(現地時間20日、日付は以下同)。現地メディア『The Athletic』は、8月4日からネバダ大学ラスベガス校(UNLV)でスタートするアメリカ代表のトレーニングキャンプへ、若手選手たちがセレクトチームとして参加すると報じた。
この日、同メディアがセレクトチームの一員として報じたのは、ケイド・カニングハム(デトロイト・ピストンズ)、チェット・ホルムグレン、ジェイレン・ウィリアムズ(いずれもオクラホマシティ・サンダー)、ジェイレン・グリーン(ヒューストン・ロケッツ)、キーガン・マレー(サクラメント・キングス)の5選手で、オーランド・マジックのジャマール・モーズリーHC(ヘッドコーチ)が彼らを指揮することになる。
USAバスケットボールは、現段階でセレクトチームのメンバーを発表していないものの、この5選手を含めた計12名がトレーニングキャンプへ参戦する見込み。
8月25日からスタートする「FIBAバスケットボールワールドカップ2023」に向けて、先日アメリカ代表はアンソニー・エドワーズ(ミネソタ・ティンバーウルブズ)やタイリース・ハリバートン(インディアナ・ペイサーズ)、ジェイレン・ブランソン(ニューヨーク・ニックス)、ミケル・ブリッジズ(ブルックリン・ネッツ)を筆頭に計12名のロスターを発表している。
ただ、このセレクトチームはトレーニングキャンプで彼らの練習相手になるだけでなく、ロスターのうち誰かが大会前にケガなどで離脱してしまう可能性もあるため、会場となるフィリピンのマニラへ同行する可能性もある。
注目は2021年のドラフトでピストンズから全体1位指名されたカニングハムだろう。198センチ99キロのガードは、キャリア2年目となった昨シーズンを左すねのケガのためにわずか12試合の出場で終えており、昨年11月中旬を最後にコートから離れていた。
『ESPN』のエイドリアン・ウォジナロウスキー記者によると、カニングハムは今夏のワールドカップのロスター入りをオファーされていたものの、ピストンズの一員として迎える今シーズンにフォーカスすべく譲っていたという。
健康体を取り戻したカニングハム、昨シーズンをケガで全休していたホルムグレン、昨シーズンにオールルーキーファーストチーム入りしたウィリアムズ、ロケッツでトップの平均22.1得点を残したグリーン、先発陣の一角としてキングスのプレーオフ進出に貢献し、ルーキーの3ポイントシュート成功数でNBA新記録の206本を沈めたマレーが、キャンプでどんなパフォーマンスを見せてくれるかは気になるところだ。
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