2022.05.20

ウォリアーズとの初戦で今POワーストの成績に終わったドンチッチ「リーダーとして…」

第1戦で20得点に“抑え込まれた”ドンチッチ[写真]=Getty Images
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 5月19日(現地時間18日、日付は以下同)に幕を開けたゴールデンステイト・ウォリアーズとのカンファレンス・ファイナル初戦。ダラス・マーベリックスルカ・ドンチッチは前半を終えてフィールドゴール成功率41.7パーセント(5/12)の計18得点に2アシスト1ターンオーバーと、まずまずのパフォーマンスを見せていた。

 ところが、アンドリュー・ウィギンズを中心にウォリアーズの激しいディフェンスの前に後半は沈黙。フィールドゴール成功率わずか16.7パーセント(1/6)の計2得点に2アシスト6ターンオーバーを喫してしまい、チームも87-112で敗れることに。

「相手は本当にすばらしい仕事をした。ウィギンズがフルコートで彼(ドンチッチ)を捕まえていたし、ボックス&ワンやゾーンも敷いてきた。彼らのことを称えるよ。ウィギンズは本当にいい仕事をしていた。我々はこのシリーズを迎えるにあたり、あれを目にすることは理解していた。ビデオを観て、どこを改善できるか見ていく」。

 マブスのジェイソン・キッドHC(ヘッドコーチ)は試合後にそう語り、21日に行なわれるシリーズ第2戦に向けて策を練ると話していた。

 ドンチッチは試合全体で20得点7リバウンド4アシストこそ残したものの、得点とフィールドゴール成功率33.3パーセントは今プレーオフのワーストで、ターンオーバー(7本)がフィールドゴール成功数(6本)を上回ったのはプレーオフキャリアで初。

 しかも、ウォリアーズの選手たちはドンチッチが主なディフェンダーとしてついていた場面でフィールドゴール成功率58.8パーセント(10/17)の計24得点も奪っていただけに、ドンチッチとしては攻防両面で悔しい思いをすることとなった。

「相手は僕に対してすばらしい仕事をしていた。特に後半に入ってからね。僕はもっとうまくやっていかなきゃいけない。リーダーとして、僕はこのグループ全体のために良くなっていかないと。そう、僕にかかっているんだ」。

 ドンチッチは試合後、自身に言い聞かせるかのように話していたことから、次戦以降に巻き返すべく、準備を進めていることだろう。

 はたして、ドンチッチ率いるマブスは第2戦でウォリアーズから勝利を手にすることができるのか。両チームによる攻防、そしてドンチッチのパフォーマンスも必見だ。

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