2022.08.19
5月23日(現地時間22日、日付は以下同)に行なわれたゴールデンステイト・ウォリアーズとダラス・マーベリックスによるカンファレンス・ファイナル第3戦は、アウェイのウォリアーズが109-100で制してシリーズ3連勝とした。
NBAファイナル進出へ王手をかけたウォリアーズでは、ステフィン・カリーが31得点5リバウンド11アシスト、アンドリュー・ウィギンズが27得点11リバウンド、クレイ・トンプソンが19得点7リバウンドをマーク。
マブスはルカ・ドンチッチが第2戦の42得点に続いてこの試合でも40得点に11リバウンド2ブロックと大暴れを見せたものの、第4クォーター中盤にはウィギンズがそのドンチッチ越しに強烈なダンクをお見舞いして会場を騒然とさせた。
「まるでドミニク・ウィルキンズ(元アトランタ・ホークスほか)みたいだ」とトンプソンが驚嘆したプレーは、オフェンシブファウルと宣告されたものの、スティーブ・カーHC(ヘッドコーチ)のコーチズチャレンジによって撤回されてカウントされ、今プレーオフにおける名場面の1つに。
これにはドンチッチも「ちょっと当たった。でもはっきり言って、あれは強烈だった。ビデオで観てみたら、あれは本当に信じがたいものだった。僕もあれだけ跳べたら良いんだけど」と苦笑いを浮かべる始末。
相手のベストプレーヤー越しにたたき込んだダンクについて、ウィギンズ自身は「エナジーが湧いてきたんだ。リムを見た時に思ったのはそれだね」と振り返り、シリーズ3勝目を喜んだ。
今季初のオールスター選出を飾り、プレーオフに入ってからも攻防両面で活躍を続けるウィギンズへ、トンプソンは最大級の賛辞とも言える言葉を送っていた。
「彼はこの位置へたどり着くべく、一生懸命やってきた。僕らは彼がチャンピオンになる手助けをしなきゃいけないね。そして彼は間違いなくこのチームを助けてくれている。彼が今夜やってくれたこと…それはまさにこのチームが彼を連れてきた理由なのさ。すごく才能に恵まれた選手なんだ。彼がこのチームにいれくれて僕は本当にうれしいね」。
ウォリアーズとマブスによるシリーズは、25日にダラスで第4戦が行なわれる。ここまで3戦負けなしのウォリアーズが、崖っぷちに追い込まれたマブスからさらにもう1勝することができるか注目だ。
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