2022.07.10

昨季9試合のみの出場に終わったポーターJr.「今の僕は100パーセントの状態にあると思う」

昨季のメディアデイ時のポーターJr.[写真]=Getty Images
バスケ情報専門サイト

 7月9日(現地時間8日、日付は以下同)。デンバー・ナゲッツマイケル・ポーターJr.が『NBA TV』へ「今の僕は100パーセントの状態にあると思う。ありがたいことに、いい感じだよ。またコートへ戻ってバスケットボールができるのを楽しみにしている」と話した。

 ポーターJr.は昨年9月末にナゲッツと5年1億7200万ドル(当時のレートで約190億9200万円)というマックス額で延長契約を締結。だが昨季は古傷である腰の痛みが再発してしまい、わずか9試合の出場で平均9.9得点6.6リバウンド1.9アシスト1.1スティールと不完全燃焼に。

 208センチ98キロのフォワードは、一昨季に平均19.0得点7.3リバウンド1.1アシストにフィールドゴール成功率54.2パーセント、3ポイント成功率44.5パーセント(平均2.8本成功)を残しており、今季から3000万ドル(約40億8000万円)を超える高額年俸を手にすることとなる。

 2シーズン連続でMVPに輝いたニコラ・ヨキッチを擁するナゲッツは、昨季この4年間で初となるプレーオフ1回戦敗退。だが今季はポーターJr.に加えてチーム2番手の得点源ジャマール・マレーも戦列復帰予定で見通しは明るい。

 ヨキッチ、マレー、ポーターJr.に加えてアーロン・ゴードン、新加入のケンテイビアス・コールドウェル・ポープが予想スターターで、ベンチにもジェフ・グリーンやブルース・ブラウン、イシュ・スミス、ボーンズ・ハイランド、ディアンドレ・ジョーダンが控えており、充実した戦力で今季を迎えることができそうだ。

 特にマレーとポーターJr.が健康体を取り戻すことができるなら、ナゲッツはウェスタン・カンファレンスで上位を争うチームへ変貌すると見ていいだろう。

マイケル・ポーターJr.の関連記事