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9月23日(現地時間22日、日付は以下同)。ボストン・セルティックスは、チームのポリシーに違反したため、イメ・ユドーカHC(ヘッドコーチ)へ2022-23シーズンの活動停止処分を科したことを発表した。
今季以降のセルティックスとユドーカHCの将来に関する決定は後日発表される予定で、今季はジョー・マズーラAC(アシスタントコーチ)が暫定HCを務めることになる。
翌24日。セルティックスのウィク・グロウズベック オーナー、バスケットボール運営部代表兼ゼネラルマネージャー(GM)のブラッド・スティーブンズが会見に応じた。
ユドーカHCについて、セルティックスは『ESPN』のエイドリアン・ウォジナロウスキー記者が「球団スタッフと不適切な関係をもっていた」と報じたあとに今季の活動停止発表となったのだが、今回の処分はあくまで“数か月間にわたる調査の結果”だったと話しており、現状についてこう口にしていた。
「この状況とセルティックスという組織にいる皆さんへ与えた影響を心配しています。私としては、今回のことが新たなチャプターの始まりになること、そして心機一転し、前へと進むチャンスだと強く願っています」。
昨季NBAファイナル進出を飾ったセルティックスは、ジェイソン・テイタムやジェイレン・ブラウン、マーカス・スマート、アル・ホーフォードといった昨季の主軸にマルコム・ブログドン、ダニーロ・ガリナーリを加え、万全の戦力で今季へ臨むかと思われていた。
だがガリナーリは左ひざの前十字靭帯(ACL)断裂のため長期離脱、先発センターのロバート・ウィリアムズ三世も左ひざの関節内遊離体を取り除き、腫れに対処するための関節鏡視下手術を受けたことで8~12週間の離脱。
選手たちのケガに加え、昨季ACを務めていたウィル・ハーディーがユタ・ジャズの指揮官へ就任したこともあり、ロスターとコーチングスタッフの両面で戦力ダウンと言わざるをえない。
トレーニングキャンプ、プレシーズンゲームを経て、約1か月後にはレギュラーシーズンが開幕するだけに、今後セルティックスがどのように立て直して今季へ臨むか注目していきたい。
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