2022.09.03

左ひざを痛めたダニーロ・ガリナーリのケガがACL断裂と診断…今季終盤の復帰を目指す

ガリナーリが長期離脱に[写真]=Getty Images
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 9月3日(現地時間2日、日付は以下同)。ボストン・セルティックスは、ダニーロ・ガリナーリが左ひざの前十字靭帯(ACL)断裂と診断されたことを発表した。

 今夏にアトランタ・ホークスからサンアントニオ・スパーズへトレードされ、バイアウトの末にフリーエージェント(FA)となってセルティックスと契約を結んだガリナーリは、先月末にイタリア代表として来年行なわれるFIBAワールドカップのヨーロッパ予選へ出場した際に左ひざを負傷。

 8月29日にイタリア代表チームは、34歳のベテランフォワードが左ひざの半月板断裂により、FIBAユーロバスケット2022(欧州選手権)を欠場する見込みと発表していたものの、ACL断裂となったことで長期離脱を余儀なくされた。

 NBAキャリア13年を誇るガリナーリは、レギュラーシーズン728試合(うち先発は563試合)の出場で平均15.6得点4.8リバウンド1.9アシストを記録。208センチのストレッチ4として知られ、昨季はホークスで平均11.7得点4.7リバウンド1.5アシストを残していた。

 ACL断裂から復帰までの期間は6か月から12か月。ガリナーリは2013年4月にも同箇所のACL断裂をしており、13-14シーズンを全休している。だが今回は22-23シーズン終盤のどこかで復帰を目指す意向だと『ESPN』が報道。

「自分のケガの大きさを思い知ったことで、タフな1週間になった。バスケットボールは自分にとってすべてであり、セルティックスのチームメートたちとコートで一緒にいられないのは傷つくよ。僕はセルティックスという組織とタイトルを狙うチームメートたちのために、最善を尽くしていく。できるだけ早くコートへ戻れるように、セルティックスのスタッフたちと辛抱強く(リハビリへ)取り組んでいく」。

 ガリナーリは自身のSNSへそう綴っており、今季中に新天地でプレーすることを目指し、これから始まる手術とリハビリに臨むこととなる。

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