2022.10.17

殿堂入りセンターのディケンベ・ムトンボ、脳腫瘍のため治療を開始

ムトンボ氏が脳腫瘍の治療を開始[写真]=Getty Images
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 NBAは16日(現地時間15日)、ディケンベ・ムトンボ氏が脳腫瘍のため治療を受けていると発表した。

 218センチの長身を誇る同氏は、1991年のNBAドラフトでデンバー・ナゲッツから1巡目全体4位指名を受けて入団。ルーキーシーズンから主力として活躍し、その年のオールルーキーファーストチームへ選出された。

 ナゲッツで5シーズンプレーしたのち、アトランタ・ホークス、フィラデルフィア・セブンティーシクサーズなどで活躍。現役中に8度のオールスターゲーム選出、4度の最優秀守備選手賞、3度のブロック王、2度のリバウンド王など数多くのタイトルを受賞し、2015年にバスケットボール殿堂入りを果たした。

 NBAは「アトランタの専門家によるチームが可能な限り最善な治療をおこなっており、本人も元気に治療をはじめている」と発表。また、NBAのコミッショナーを務めるアダム・シルバー氏は「世界で最も偉大な人道主義者の一人であるディケンべを思い、祈っている」と声明を発表した。
 

 

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