2022.11.25

今季最多の31得点を奪ったウィギンズがカリーに感謝「すべてを簡単にしてくれる」

クリッパーズ戦で今季最多の31得点をマークしたウィギンズ[写真]=Getty Images
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 昨シーズンの王者ゴールデンステイト・ウォリアーズは、開幕10試合で3勝7敗と出遅れたものの、そこから6勝3敗と復調の兆しを見せている。

 今シーズンの戦績はここまで9勝10敗と負け越しており、ウェスタン・カンファレンス11位にいるとはいえ、1位のフェニックス・サンズ(11勝6敗)とは3.0ゲーム差であり、巻き返すチャンスは十分あると言っていいだろう。

 11月24日(現地時間23日、日付は以下同)にホームで行われたロサンゼルス・クリッパーズ戦を124-107で制したウォリアーズでは、アンドリュー・ウィギンズが大当たり。開幕前に延長契約を結んだフォワードは、フィールドゴール成功率66.7パーセント(12/18)、3ポイントシュート成功率60.0パーセント(6/10)とショットが絶好調で、シーズンハイの31得点に4リバウンド3スティール1ブロックで勝利の殊勲者に。

 もっとも、試合後にウィギンズが口にしたのはステフィン・カリーへの感謝だった。「コート上の彼は(魔法のように)魅惑的なんだ。彼と一緒にプレーすることで、すべてのことを簡単にしてくれる。彼は多くの注意を引き付けてくれるから、みんながシュートやプレーメークしなきゃいけない。彼がコートにいることで、それだけ相手の注意を引き付けるからなんだ」とウィギンズ。

 この試合、カリーは22得点6リバウンド9アシストと、爆発したわけではないものの、クレイ・トンプソンが18得点2スティール、ドレイモンド・グリーンが9得点7リバウンド12アシスト2スティール、ケボン・ルーニーが9得点2スティール2ブロック、ジョーダン・プールが8得点5アシスト、アンソニー・ラムが7得点7リバウンドをマークし、チーム全体で36本ものアシストを記録した。

 また、今シーズン開幕から苦戦していたセカンドユニットの時間帯では、グリーンがボールハンドラーあるいはフロアリーダーとなって入るなどポジティブな方向へ好転していることから、王者が調子を上げてきていると言っていいだろう。