2022.12.15
12月11日(現地時間10日)、NBAのレギュラーシーズンが行われ、渡邊雄太が所属するブルックリン・ネッツはインディアナ・ペイサーズと対戦した。
渡邊が右ハムストリングのケガから10試合ぶりに復帰を果たすも、ネッツはケビン・デュラントやカイリー・アービングなど多くの主力選手を欠場させてアウェーでの試合に臨んだ。ベンチから出場した渡邊は第1クォーター終盤にドライブからフローターを決めて復帰後初得点を挙げると、続く第2クォーターでは中盤に3ポイントシュートを決め、69-76で試合を折り返した。
迎えた第3クォーター、一時は2ケタのビハインドを背負うも、主力不在のネッツは粘り強い戦いを見せる。渡邊もオフェンスリバウンドからレイアップを決めて得点を伸ばすと、95-100で最終クォーターへ。勝負の第4クォーターでは、ベンチ出場のキャム・トーマスが次々と得点を奪い、ネッツをけん引する。
点差をジリジリと詰めたネッツは、試合残り2分40秒に渡邊のフリースローで逆転に成功。2本目のフリースローを落とした渡邊だったが、自らリバウンドを奪い、そのままパティ・ミルズの長距離砲をアシスト。ペイサーズはたまらずタイムアウトを取るも、試合再開後には渡邊がオフェンスリバウンドを押し込み、この試合10得点目を挙げる。さらに、この12分間で21得点と躍動したトーマスが連続得点を奪い、最後はネッツが136-133で勝利を収めた。
3連勝を飾ったネッツは、ベンチからトーマスが33得点と爆発すると、スターターを務めたミルズが24得点、エドモンド・サムナーが21得点、デイロン・シャープが20得点12リバウンド、マーキーフ・モリスが15得点11リバウンドとそれぞれ活躍した。一方のペイサーズは、タイリース・ハリバートンが35得点9アシスト3スティールと奮闘するも、ホームでの接戦を落とした。
渡邊は約21分間の出場で、今シーズン7回目の2ケタ得点となる10得点に加え、オフェンスリバウンド5本を含む7リバウンド2アシスト1スティールをマーク。3ポイントは放った5本のうち1本成功と確率が上がらなかったが、試合終盤の重要な場面でも存在感を発揮し、チームの勝利に大きく貢献した。
■試合結果
インディアナ・ペイサーズ 133-136 ブルックリン・ネッツ
IND|38|38|24|33|=133
BKN|40|29|26|41|=136
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