2024.02.28
1月15日(現地時間14日)、ロサンゼルス・レイカーズがフリーエージェントのデマーカス・カズンズ(元サクラメント・キングスほか)、マイヤーズ・レナード(元ポーランド・トレイルブレイザーズほか)をワークアウトに招待したと報じられた。現地メディア『ESPN』が伝えている。
レナードは2019-20シーズンからマイアミ・ヒートに移籍し、主力として活躍。しかし2020年2月からは欠場が続き、2021年3月には反ユダヤ主義発言が問題となって無期限のチーム離脱を科された。直近の2シーズンは肩と足首の手術によるリハビリを行っていたため、無所属の期間が続いている。
昨季、カズンズはデンバー・ナゲッツと複数回10日間契約を結び、2月末にシーズン終了までの契約を締結。ナゲッツでは計31試合に出場し、1試合平均8.9得点5.5リバウンド1.7アシストをマークしていた。プレーオフでも一定のプレータイムを得ていたが、ナゲッツと再契約を交わすには至らず、現在も新たな所属チームを探している状態だ。
2名のパフォーマンスについて、チームを指揮するダービン・ハムヘッドコーチは「どちらも好調に見える」とコメント。しかし、「我々は常に様々なシナリオを考えている」と、契約については慎重な姿勢を貫いている。
現在、レイカーズはアンソニー・デイビスを右足のケガで欠いており、カズンズとレナードはその穴を埋めるビッグマン候補として招へいされた模様。ロスターの15人目には10日間契約のスターリング・ブラウンが名を連ねているが、彼の契約は16日(現地15日)に終了するため、新たな選手を迎えるスペースは確保している。
ハムHCはブラウンも含め、残りの1枠を誰に使うか見極めると語った。「健康状態や、今後のステップによるだろう。我々は適正な評価を下し、十分な情報を得たうえで決断できるようにしていきたい」。
19勝23敗でウエスタン・カンファレンス13位(15日時点)に沈んでいるレイカーズ。シーズン後半戦を乗り切るためにも、適切な人材を補強したいところだ。
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