2023.03.25

審判に向けて紙幣を数えるジェスチャーを見せたドンチッチ…リーグは約460万円の罰金を科す

ウォリアーズ戦で審判に挑発的なジェスチャーをしたドンチッチ[写真]=Getty Images
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 3月25日(現地時間24日)、ダラス・マーベリックスルカ・ドンチッチに3万5000ドル(約460万円)の罰金が科されると発表された。現地メディア『ESPN』が伝えている。

 処分の原因となったのは、23日に開催されたゴールデンステイト・ウォリアーズ戦。残り1.7秒で5点をリードされ敗戦が濃厚となっていた場面、ドンチッチは審判の方を向きながら、紙幣を数えるようなジェスチャーを見せた。リーグはこの行為が“不適切だった”と説明し、同選手に罰金処分を下している。

 互いにプレーオフ進出を左右する一戦で、125-127と僅差で試合を落としてしまったマブス。試合後、ドンチッチはファウルが吹かれなかったことに対し不満をあらわにしていた。なお。ドンチッチは今シーズンのテクニカルファウルが通算15回に到達しており、自動的な出場停止処分まではあと1回となっている。

 また、ウォリアーズ戦の第3クォーターにはポゼッションでエラーが発生。ボールを保持していると認識していたマブスは敵陣のゴールに向かっていたが、実際はウォリアーズのボールでウォリアーズが容易にダンクを決めてしまう。このハプニングについて、マブスのオーナーであるマーク・キューバンはリーグに抗議の意思を伝えたという。

 25日のシャーロット・ホーネッツ戦も敗北を喫し、36勝38敗でウエスタン・カンファレンスの11位に下降したマブス。プレーオフ進出をつかむためにも、早いうちに悪い流れを払拭しておきたいところだ。

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