2023.04.22

第1Qは互いに重苦しい展開も…主導権を握り続けたニックスがキャブスを下し2勝目を挙げる

21得点4リバウンド6アシストのマルチな活躍を見せたブランソン/試合は現地4月15日の第1戦のもの[写真]=Getty Images
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 4月22日(現地時間21日)にマディソン・スクエア・ガーデンで「NBAプレーオフ2023」のイースタン・カンファレンス1回戦が開催。ニューヨーク・ニックスがホームでクリーブランド・キャバリアーズを迎え撃った。

 立ち上がりは互いにシュートが決まらず、好守備も相まってロースコアゲームの時間が続く。17-17と同点で迎えた第2クォーター、ニックスはジェイレン・ブランソンが長距離砲やダンクでテンポ良く得点を重ね、RJ・バレットらの追撃もあり、45-32と13点リードでハーフタイムに突入した。

 第3クォーターでもニックスの勢いは止まらず、序盤からブランソン、バレット、ジュリアス・ランドルらが怒涛の勢いで得点に成功。終盤には先発陣を休めつつ、ジョシュ・ハートイマニュエル・クイックリーらがオフェンスをけん引して点差を保つ。72-55とニックスが17点を先行し、試合は最後のクォーターへ。

 第4クォーターでもニックスは攻防の手を緩めず、開始約4分半にはオビ・トッピンのアリウープでリードを20点に。その後も堅守から速攻を繰り出せば、ブランソンの“3点プレー”で一切の油断を見せず、残り4分を切ったところで互いに主力を下げてゲームセット。最終スコア99-79でニックスが白星を挙げた。

 ホームで2勝目をつかんだニックスは、ブランソンが21得点4リバウンド6アシスト、バレットが19得点8リバウンド、ランドルが11得点8リバウンドをマーク。ベンチからはハートが13得点6リバウンドの活躍を見せ、チームの快勝に大きく貢献した。

 一方、反撃の糸口をつかむことができなかったキャブスはドノバン・ミッチェルが22得点7リバウンド5アシスト、キャリス・ルバートが17得点4リバウンドをマーク。しかし、チーム全体で決めた3ポイントシュートは33本中7本(成功率21.2パーセント)と、アウトサイドシュートに嫌われたゲームとなった。

■試合結果
ニューヨーク・ニックス 99-79 クリーブランド・キャバリアーズ
NYK|17|28|27|27|=99
CLE|17|15|23|24|=79