2023.09.29

今夏に母国をけん引したタウンズ…昨季はケガに苦しむも「調子は良い」と今季に向け準備万端か

今夏のバスケW杯でも活躍を見せたタウンズ[写真]=Getty Images
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 9月29日(現地時間28日)、ミネソタ・ティンバーウルブズがメディアデイを開催し、主力ガードのアンソニー・エドワーズや指揮官のクリス・フィンチらが出席。チームの大黒柱、カール・アンソニー・タウンズも会見の場に現れた。

 チーム一筋で昨季に8年目を迎えたタウンズは、ふくらはぎを痛めたことで昨年の11月末から今年の3月末までを欠場。頼れるエースを失ったウルブズだったが、なんとかプレーイン・トーナメントを勝ち抜いてプレーオフ出場を果たし、デンバー・ナゲッツと激突した。

 シリーズこそ1勝4敗で敗れたものの、タウンズは1試合平均18.2得点10.2リバウンドをマーク。レギュラーシーズンは29試合の出場で同20.8得点8.1リバウンド4.8アシストと、マルチな活躍でチームを支えた。

 今夏に行われた「FIBAバスケットボールワールドカップ2023」ではドミニカ共和国をけん引し、同国の2次ラウンド進出に貢献。「母国を代表してプレーできること、それはすべてを意味していたよ」と、記者会見では母国のユニフォームで世界大会に出場したことに喜びを見せている。

 また、自身の健康状態について聞かれたタウンズは「体の調子は良い。(プレーするポジションによらず)ゲームを支配し、影響を与えることができると思う」とコメント。それに付け加えて、メンタルヘルスの状態を良い状態で保つことの重要さを説いた。

「自分を大事にすることを恐れずに。精神的なものから肉体的なものまで、自分をコントロールし、意図的にケアすることが必要だ」

 今オフには、チームの未来を担うエドワーズとも5年の大型契約で延長にこぎつけたウルブズ。直近の2シーズンではウェスタン・カンファレンス1回戦での敗退が続いているだけに、今シーズンはさらなる飛躍が期待される。

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