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10月25日(現地時間24日、日付は以下同)。NBAは2023-24レギュラーシーズンが開幕し、昨シーズンの王者デンバー・ナゲッツがホームのボール・アリーナでロサンゼルス・レイカーズを119-107で撃破した。
そして翌26日には12試合が組まれており、今年のドラフト1巡目1位でサンアントニオ・スパーズから指名されたビクター・ウェンバンヤマがNBAデビューとなる。
公称224センチ95キロの高さに加え、244センチという驚異のウイングスパンを誇る19歳の大物ルーキーは、プレシーズンゲーム4試合で平均20.9分のプレータイムながら、19.3得点4.8リバウンド1.5アシスト1.0スティール2.8ブロックにフィールドゴール成功率50.9パーセントを記録。3ポイントシュートも難なく決めてしまうだけに、相手チームの選手たちを何度も驚嘆させた。
そのウェンバンヤマが所属するスパーズは、26日にホームのフロストバンク・アリーナでダラス・マーベリックスを迎えてレギュラーシーズン開幕戦に臨む。
スパーズはジェレミー・ソーハン、デビン・バッセル、ケルドン・ジョンソン、ウェンバンヤマ、ザック・コリンズがスターターを形成。ウェンバンヤマは主にパワーフォワードとしてコートを駆け回ることとなる。
NBAの公式戦に向けて、ウェンバンヤマは25日に「もちろん、未来を予想することなんてできない。けど僕はどの試合もプレーしたい」と口にし、サマーリーグとプレシーズンゲームとは「全く違うんだ」とレギュラーシーズンに向けて話していた。
「誰もが強さを持っていて、(僕に対しては)フィジカルにくるだろうね。けど僕が恐れていることじゃない」
「正しく使えば、クイックネスはフィジカルに勝る。それもゲームのうちなんだ。僕はそうしてきた」
マブスにはルカ・ドンチッチ、カイリー・アービングというオールスターガードが在籍しているのだが、ウェンバンヤマにはおそらく屈強な肉体を誇るグラント・ウィリアムズ、あるいはジョシュ・グリーンや新人デレック・ライブリー2世といった選手たちがマッチアップしてくるだろう。
そうしたなか、ウェンバンヤマがどんなNBAデビューを飾ることになるのか。サマーリーグ、プレシーズンゲームと同様に、攻防両面でリーグに衝撃を与えることになりそうだ。
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