2023.12.01

昨季ペリカンズで平均14.5得点を残したトレイ・マーフィー三世が復帰間近

23歳のフォワードが今季初出場へ[写真]=Getty Images
バスケ情報専門サイト

 11月30日(現地時間29日、日付は以下同)。ニューオーリンズ・ペリカンズはホームのスムージーキング・センターでフィラデルフィア・セブンティシクサーズを124-114で下し、今シーズンの戦績をウェスタン・カンファレンス8位の10勝9敗とした。

 この試合ではザイオン・ウィリアムソンがフィールドゴール成功率91.7パーセント(11/12)という驚異的な精度で計33得点に8リバウンド6アシスト3スティール、ヨナス・バランチュナスが19得点6リバウンド、ジョーダン・ホーキンスが16得点5リバウンド、ブランドン・イングラムが15得点6アシストを記録。

 さらにCJ・マッカラムが右肺の肺気胸から13試合ぶりに出場し、28分8秒のプレータイムで20得点4リバウンド5アシスト2スティールを残して勝利に貢献。今シーズンのペリカンズは、ザイオン、イングラム、マッカラムがそろって先発出場した試合で3勝1敗を誇っている。

 翌12月1日。ペリカンズはラリー・ナンスJr.が右の肋骨骨折を悪化させてしまったことで、4~6週間の欠場を発表。203センチ111キロのビッグマンで、ロッカールームでも存在感を見せる男が戦線離脱となった。

 その一方で、この日『ESPN』はトレイ・マーフィー三世が2日のサンアントニオ・スパーズ戦で今シーズン初出場を飾る予定と報じた。昨シーズンに平均14.5得点3.6リバウンド1.4アシスト1.1スティールを残していた男は、9月にチームの練習施設で左ヒザを負傷し、半月板の手術を受けていた。

 203センチ93キロのウイングがロスターに加わることは、ペリカンズにとって戦力アップにつながることだろう。