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12月22日(現地時間21日、日付は以下同)。2023-24レギュラーシーズンのMVP候補ランキングの最新版が『NBA.com』へ公開された。今回発表されたトップ5は下記のとおり。
※以降チーム名は略称、カッコ内の順位は前週のもの、スタッツは日本時間23日終了時点
1位.ジョエル・エンビード(シクサーズ/1位)
2位.ニコラ・ヨキッチ(ナゲッツ/2位)
3位.ヤニス・アデトクンボ(バックス/3位)
4位.シェイ・ギルジャス・アレクサンダー(サンダー/4位)
5位.ルカ・ドンチッチ(マーベリックス/5位)
トップ5の顔ぶれは前週と変わらず。エンビード(カメルーン出身)、ヨキッチ(セルビア出身)、アデトクンボ(ギリシャ出身)、ギルジャス・アレクサンダー(カナダ出身)、ドンチッチ(スロベニア出身)と、リーグを代表する外国籍出身選手たちが上位を独占。
なかでも2シーズン連続で得点王となっているエンビードは今シーズンも猛威を振るっている。今シーズンもここまでリーグトップの平均35.0得点に11.7リバウンド6.0アシスト1.2スティール2.0ブロック、フィールドゴール成功率54.0パーセント、フリースロー成功率89.3パーセントを残している。
21日のウルブズ戦で、リーグベストのディフェンシブ・レーティング(107.4)を誇るチームから今シーズン最多の51得点に12リバウンドを奪うなど、13試合連続で30得点10リバウンド以上をクリア。
『ESPN』によると、13試合連続で30得点10リバウンド以上に到達したのは、1971-72シーズンのカリーム・アブドゥル・ジャバー(元レイカーズほか/16試合連続)以降としては最長記録。リーグ史上で見ても、13試合連続を超えるのはジャバーと1961-62シーズンのエルジン・ベイラー(元レイカーズ/15試合連続)、計6度達成したウィルト・チェンバレン(元ウォリアーズほか)の3選手のみ。
また、同メディアは今シーズン25試合の出場を飾ったエンビードが残している“歴史的な数字”を下記のように報じている。
1:レギュラーシーズン最初の25試合で850得点、250リバウンド、150アシストをクリアした史上初の選手
2:シーズン最初の25戦のうち、20戦で30得点以上を残したのは1986-87シーズンのマイケル・ジョーダン(元ブルズほか)以来初
3:今シーズンのエンビードは平均34.2分の出場で35.0得点を記録中。24秒のショットクロックが導入された1954-55シーズン以降、レギュラーシーズン最初の25戦を終えた時点で平均1.0分間で1.0得点以上に到達したのはチェンバレン、ジェームズ・ハーデン(クリッパーズ)、ヤニス・アデトクンボ(バックス)に次ぐNBA史上4人目
シクサーズは24日を終えた時点でイースタン・カンファレンス3位の20勝8敗。チームがイースト上位の戦績をキープし、エンビードが支配的な活躍を続けることができれば、2シーズン連続のMVPとなる可能性は十分あるだろう。
なお、6位から10位は順にジェイソン・テイタム(セルティックス)、タイリース・ハリバートン(ペイサーズ)、ケビン・デュラント(サンズ)、カワイ・レナード(クリッパーズ)、アンソニー・エドワーズ(ウルブズ)となっている。
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