2024.03.08
3月3日(現地時間2日)、NBAのレギュラーシーズンが行われ、八村塁が所属するロサンゼルス・レイカーズは、デンバー・ナゲッツとホームで対戦した。
2連勝中のレイカーズは、八村、レブロン・ジェームズ、アンソニー・デイビス、ディアンジェロ・ラッセル、オースティン・リーブスがスターティング5に名を連ねた。
昨シーズンの王者・ナゲッツの大黒柱であるニコラ・ヨキッチともマッチアップを繰り広げる八村は、3ポイントシュートで初得点を挙げる。さらに、一対一からレイアップやジャンプシュートで得点を奪うと、リーブスのパスからダンクも決めて存在感を発揮。レイカーズは33-27とリードして第1クォーターを終えた。
続く第2クォーター、この試合前までにレギュラーシーズン個人通算3万9991得点を記録していたレブロンが偉業を成し遂げる。ドライブを仕掛けたNBAのキングは、ロールターンから左手でレイアップを沈め、前人未到の通算4万得点を達成した。また、八村もダンクやジャンパーで得点を重ね、66-58とリードを保って試合を折り返した。
迎えた第3クォーター、序盤から八村の3ポイントがヒット。しかし、ジャマール・マレーやヨキッチの得点で追い上げを受けたレイカーズは、終盤に逆転を許す。ヨキッチに次々と得点を奪われるも、八村が3ポイントとドライブレイアップを決めてナゲッツに食らいつく。さらに、八村はタフなディフェンスを受けながら、同点のジャンパーをねじ込み、89-89で最終クォーターへ。
勝負の第4クォーター、この試合で放ったシュートをすべて決めているマイケル・ポーターJr.の活躍に苦しむレイカーズだったが、レブロンが次々と得点を奪って一時は逆転に成功する。しかし、試合終盤にナゲッツのディフェンスのギアが上がると、9-0のランを作られるなど、一気に突き放される苦しい展開に。その後は追い上げることができず、レイカーズは114-124で敗れた。
勝利したナゲッツは、ヨキッチが35得点10リバウンド7アシスト、ポーターJr.が放ったフィールドゴールを10本すべて成功させて25得点10リバウンド、マレーが24得点11アシスト、アーロン・ゴードンが18得点9リバウンドをマークした。
一方のレイカーズは、レブロンが26得点9アシスト3スティール、リーブスが19得点14アシスト、デイビスが17得点11リバウンド3ブロック、ラッセルが17得点を挙げた。
約36分間出場した八村は、3本の3ポイントを含む23得点3リバウンド2アシストをマーク。フィールドゴール成功率も66.7パーセント(15本中10本成功)と高い数字を残した。
■試合結果
ロサンゼルス・レイカーズ 114-124 デンバー・ナゲッツ
LAL|33|33|23|25|=114
DEN|27|31|31|35|=124
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