2025.04.29

イースト第1シードのキャバリアーズがヒートに圧勝…4戦無敗でカンファレンス準決勝進出

キャブズの得点源ミッチェル[写真]=Getty Images
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 4月29日(現地時間28日、日付は以下同)。イースタン・カンファレンス第1シードのクリーブランド・キャバリアーズと、第8シードのマイアミ・ヒートによる「NBAプレーオフ2025」ファーストラウンド第4戦が、カセヤ・センターで行われた。

 3勝0敗でシリーズ突破に王手をかけるキャバリアーズがジャレット・アレンのダンクで先制すると、ホームで一矢報いたいヒートがタイラー・ヒーローの3ポイントシュートで応戦して逆転に成功。

 ただ、キャバリアーズはそこからドノバン・ミッチェルのジャンパーと長距離砲、サム・メリルの3ポイント、ジャレット・アレンのショットなどで猛攻を仕掛けて2ケタ点差をつけると、その後も破壊力抜群のオフェンス力を存分に発揮。最終スコア138-83で快勝し、4戦無敗のスウィープで1回戦を突破した。

 キャバリアーズはレギュラーシーズンに平均20.6得点2.9リバウンド6.7アシスト1.2スティールでオールスターにも選ばれたポイントカードのダリアス・ガーランドが左足親指捻挫のため2試合連続で欠場も、最大で60点差をつける圧勝劇でヒートを圧倒。

 第4戦ではミッチェルが22得点5アシスト、ディアンドレ・ハンターが19得点、タイ・ジェロームが18得点5アシスト、エバン・モーブリーが17得点7リバウンド、アレンが14得点12リバウンド6スティール、ジャボンテ・グリーンが11得点2スティールを残した。

 2年連続のカンファレンス・セミファイナル進出を決めたキャバリアーズは、イースト第4シードのインディアナ・ペイサーズ、第5シードのミルウォーキー・バックスによるシリーズの勝者と次のラウンドで激突。現時点でペイサーズが3勝1敗で王手をかけている。

 一方のヒートはイースト10位から「プレーイン・トーナメント2025」で2連勝し、6年連続のプレーオフへと駒を進めたものの、スウィープ敗退という悔しい結末となった。

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