2022.09.29
川崎ブレイブサンダースは10選手の残留、佐藤賢次ヘッドコーチを筆頭とする11名のチームスタッフとも契約継続を果たした。その裏には「2022-23シーズンこそは」という並々ならぬ覚悟があるのだろう。天皇杯3連覇だけでは物足りない。地区優勝、そして最も渇望するBリーグの頂へ、川崎ブレイブサンダーズはもう一度同じ仲間とチャレンジする構えだ。
昨シーズンのチャンピオンシップでは初年度以来となるホーム開催権を得ながらも、クラブ2度目のファイナル進出へは届かなかった。だが、着実にステップアップしたシーズンだったとも言える。
天皇杯では初の連覇達成、レギュラーシーズンでは1試合平均得点(88.2)とアシスト(24.6)でB1トップの数字をマーク。個人タイトルでもパブロ・アギラール(長崎ヴェルカ)がスティール王を受賞し、ベスト5には藤井祐眞とニック・ファジーカスの2名が選出された。
藤井に関してはベストディフェンダー賞と最優秀選手賞も獲得し、その輝きは増すばかりだ。さらに懸念材料でもあった辻直人(広島ドラゴンフライズ)と大塚裕土(アルティーリ千葉)の穴を埋める役には、マット・ジャニングと前田悟のニューフェイスに加え、熊谷尚也も存在も大きかった。
新戦力に迎えたのは、コンボガードの納見悠仁とアメリカやヨーロッパでのプレー経験があるマイケル・ヤングジュニアの2名。戦力は申し分ないと言っていいだろう。
川崎は昨シーズン敗れた15敗のうち、その半数以上が過去にCS進出を果たしているチームからの黒星だ。やはり、3冠獲得へは強豪どうしの戦いでいかに勝ちきれるかが問われるだろう。今シーズンは“全員キャプテン”というサプライズ発表もあった。一人ひとりがリーダーとして自覚を持ち、常に『FULL THROTTLE』で駆け抜けた先に、その美しい世界は広がっている。
「平均得点は1位でしたけど、ニック(ファジーカス)がベンチの時に得点が止まってしまう時間帯がありました。そこをどうにか改善できないかなと、攻撃の起点になれる選手を求めていました」と語った北卓也ゼネラルマネージャーが獲得に乗り出したのが、ヤングジュニアだ。
同選手の魅力は、パワーフォワード登録ながらオールラウンドにプレーできる点。内外からのシュートに加え、ボールハンドラーも担うことができ、北GMによれば「クイックネスとスピードもあってバスもできる」。ヤングジュニアの加入により、攻撃のバリエーションは確実に増えるだろう。
文=小沼克年
【PR】 WINNERでB.LEAGUEをさらに面白く!
バスケットボールキング編集部が注目カードを大予想! アナタはどんな試合結果を予想する?
堅実さ重視、大穴狙い、推しクラブ一択……1試合予想くじWINNERでB.LEAGUEの熱い戦いがもっと楽しくなる!
【PR】Bリーグを観るならU-NEXT!
「U-NEXT」では、B1リーグ戦の全720試合を見放題ライブ配信!
U-NEXT月額プラン(月額2,189円・税込)に加入すれば追加料金なしで楽しめる。
また、U-NEXT会員なら毎月1,200ポイント(1,200円相当)が付与されるため、実質989円(税込)で日本最高峰のバスケが堪能できる。
さらに、広島ドラゴンフライズと琉球ゴールデンキングスが参戦する東アジアスーパーリーグ(EASL)も全試合独占配信!
まずは31日間無料の無料トライアルから始めてみよう!
2022.09.29
2022.09.29
2022.09.29
2022.09.21
2022.08.31
2022.08.31
2022.09.24
2022.09.24
2022.09.24
2022.09.23
2022.09.23
2022.09.23