2022.09.23

名古屋Dの須田侑太郎…開幕戦『愛知ダービー』には「絶対に負けられない」

開幕戦で三河との『愛知ダービー』に臨む名古屋D[写真]=伊藤大允
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 9月20日に「B.LEAGUE 2022-23 SEASON TIPOFF カンファレンス」が行われ、B1に所属する代表選手24名が出席。名古屋ダイヤモンドドルフィンズからは、オフシーズンに日本代表として活躍した須田侑太郎が登壇した。

 名古屋Dは中心選手を残しつつも、留学生として岡山学芸館高校でプレーしたモーリス・ンドゥールが新加入。高校卒業後に渡米すると、2016年にはニューヨーク・ニックスと契約し、32試合に出場するなどNBAの舞台で活躍を見せたンドゥールは大きな新戦力として期待される。

 オフシーズンには代表活動に参加した須田は、「FIBAアジアカップ2022」のシリア戦で躍動する。わずか15分23秒の出場で、獲得したフリースロー6本をすべて沈めると、3ポイントシュートは放った12本のうち9本成功と、驚異的な成功率でゲームハイの33得点と大爆発。トム・ホーバスヘッドコーチの信頼を勝ち取ると、その後も充実した代表活動を送り、貴重な経験を積み重ねた。

「代表活動は僕のキャリアの中で初めてのチャレンジでもありました。そこで約2カ月半ほど戦い抜けたのはすごく自信になりましたし、その経験をしっかりとチームに還元できるようにやっていきたいと思います」

 名古屋Dは9月29日にドルフィンズアリーナでシーホース三河との開幕戦に臨む。「まずは『愛知ダービー』の開幕戦ということで非常に楽しみです。愛知県内のライバル関係でもあるので、絶対に負けられないなと思っています。しっかりとチーム全員でぶつかっていきたいです」。

 三河は中村太地ブランドン・ジャワトに加え、NBAで通算472試合に出場した実績を持つカイル・オクインを獲得。須田は「三河さんはNBAで7シーズン活躍していた選手など、タレント力があるので、まずはそこの攻撃をしっかりと止めて、40分間の中のより多くの時間を自分たちのペースで運べるようにやっていけたらと思います」と意気込んだ。昨シーズンに3年ぶりとなるチャンピオンシップ出場を果たした名古屋Dは、より高みを目指した新たな戦いに挑む。

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