2022.09.23

コーチ陣が大きく入れ替わった千葉ジェッツの富樫勇樹「期待していただけたらなと」

千葉Jは開幕戦で大阪との対戦に臨む[写真]=伊藤大允
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 9月20日に「B.LEAGUE 2022-23 SEASON TIPOFF カンファレンス」が行われ、B1に所属する代表選手24名が出席。千葉ジェッツからは常勝軍団のエースを長年務めている富樫勇樹が登壇した。

 千葉Jは仙台89ERSから荒尾岳と、昨シーズンにオーストラリアNBLでベスト5に選ばれた実績を持つヴィック・ローといった新戦力を獲得。しかし、オフシーズンでの最大の変化は、長年にわたり指揮官を務めてきた大野篤史ヘッドコーチの退任だろう。

 新HCにジョン・パトリック氏を招き、コーチ陣を大きく入れ替えたチームについて富樫は、「6年間、Bリーグが始まってから長く大野さんのもとでやってきているので、かなりの変化はもちろんありますけど、今はかなりいい雰囲気で練習とプレシーズンに臨めているので、期待していただけたらなと思います」と心境を語った。

 また、「去年より激しいディフェンスを練習からやっているので、かなり変わった部分もあるかなと思います」と語り、戦術面での変化もすでに実感しているようだ。

 オフシーズンには「FIBAアジアカップ2022」や「FIBAワールドカップ2023アジア地区予選」への出場など、精力的に代表活動にも参加した富樫。日本代表と千葉Jの両立について聞かれると「Bリーグでは千葉Jのルールの中でプレーしているので、代表を意識しながらプレーするわけではない」と語る。

「競争することによって個々のレベルアップにつながって、それを代表に生かせればと思うので、リーグで競争し合いながら、また代表期間に集まって結果を残せたらいいかなと思います」

 10月1日に船橋アリーナで行われる開幕戦の相手は、鈴木達也ショーン・オマラらの新戦力を獲得した大阪エヴェッサだ。この組み合わせについて富樫は、「警戒する選手は橋本(拓哉)選手です。ケガする前の彼のプレーは正直すごかったです。大きなケガから今シーズン復帰するということで、個人的に期待している部分もありますけど、その分相手チームとしてはかなり警戒しないといけないかなと思います」と語った。大阪との開幕戦を皮切りに、新生・千葉Jの新たな戦いが始まる。

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