2023.02.26
11月4日、「FIBAバスケットボールワールドカップ2023 アジア地区予選」Window5の直前合宿に参加している須田侑太郎(名古屋ダイヤモンドドルフィンズ)が記者会見を行った。
合宿は11月1日から7日にかけて味の素ナショナルトレーニングセンターで実施。アウェーで行われる今回のWindows5では、11日のバーレーン戦、14日のカザフスタン戦に臨む。
須田は会見冒頭で、「どちらもフィジカルなチームだと思いますので、そこに負けないことと、自分たちが目指している速いスタイルのバスケットを、40分間の中でより多く展開していけるようにしたいです。練習期間は短いですが、前回からのメンバーも多くいるので、より多く自分たちの時間帯を作っていきたい」と意気込むと、「約2カ月ぶりに集まったなか、意外とチームとして戦術が体に染み込んでいてスムーズに入ることができたので、より細かいところに最初からフォーカスできています」と現在のチーム状況についても語った。
代表招集メンバーから比江島慎(宇都宮ブレックス)と西田優大(シーホース三河)がコンディション不良で離脱することとなり「チームの一人ひとりがステップアップする必要がある」と話す須田は、「前回のWindow4では簡単に3ポイントを打たせてもらえなかったので、そこをどれだけ乗り越えられるかが課題になると思います」と自身の課題について語る。
「スカウティングされているのか、イラン戦では自分からディフェンスが離れなかったりしたので、ちょっとした隙でシュートを打って、しっかりと決め切りたいです。自らスクリーンをかけたり、シュートチャンスを作るチャレンジになるのかなと思います」
自身へのマークが厳しくなることについて「乗り越えればもう一段ステップアップできる」と話し、ポジティブに捉えている様子の須田。これまでは味方がシュートチャンスを作ってくれていたが、今シーズンからは自らシュートチャンスをクリエイトすることに挑戦しているという。
名古屋Dでも好調を維持している須田は「シュートアテンプトがかなり増えたのは、夏の代表活動を通じて得たものを発揮できているからだと思います。自分に対するマークが厳しくなっているのは感じるので、それを楽しみながらどれだけ上回れるのか、どんどんチャレンジしていきたいです」と高い向上心を示した。
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