2023.05.08
2月17日、「FIBAバスケットボールワールドカップ2023 アジア地区予選」Window6に向けた男子日本代表の直前合宿に参加している須田侑太郎(名古屋ダイヤモンドドルフィンズ)がオンライン会見を行った。
ここまでのアジア地区予選で、Window2を除くすべての合宿に参加している須田。トム・ホーバスヘッドコーチの体制ではおなじみの選手となり、「新しいメンバーも多く入ってきて、まずは共通認識を固めるところから始まっているんですけど。そのなかで経験あるメンバーとして、しっかりと伝えていく部分を意識しています」と、ベテランとしてチームをけん引しているようだ。
Window4では、アウェーでイラン代表に惜敗した日本代表。Window6ではイランとの再戦が予定されており、「絶対負けられないですし、お互い手の内が分かっているなかで、細かな駆け引きであったりとか、そういうのを練習から突き詰めて。試合でしっかりと発揮できるように、準備していきたいと思っています」と、辛酸をなめた昨年夏のリベンジを誓う。
自身のコンディションについて、須田は「きついはきついですけど、それがかえって良い方に作用してるのかなと思っていて。体も全然動きますし、ケアやトレーニングもやってくださっているので、そこは問題なくできるかな、というところですね」とコメント。Bリーグとの兼ね合いに苦労しつつも、体調は良い状態を維持できていると近況を話している。
自身を象徴するプレーの1つでもある3ポイントシュートについては、特別何かを改良したわけではないという須田。「ディフェンスを見て、良い状況判断をして、良いシュートを打つというところを突き詰めていくしかないと思っているので」と、ベースとなる動きを洗練させていきたいと考えているようだ。
「スクリーン1つにしても僕のところから離れなかったりとか、スイッチして対応されたりするので。そこの対応はまだまだうまくなれると思うので、合宿中から意識してやっているポイントではあります」
市川真人(白鷗大学)、金近廉(東海大学)などの若手選手とのコミュニケーションも、須田は積極的に取っているという。ホーバスHCのバスケットボールを長きに渡って体感してきたベテランシューターには、コートの内外でチームを支える役割が求められるだろう。
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