「Bリーグ初代チャンピオン」を目標に掲げるシーホース三河は、第6節を終えて8勝4敗で西地区の2位。10月29、30日に行われた名古屋ダイヤモンドドルフィンズとの“愛知ダービー”は1勝1敗で首位浮上のチャンスを逃したが、第2節で連敗を喫した相手から価値ある1勝を手にした。

　比江島慎や金丸晃輔、橋本竜馬といった多くの日本代表経験者を抱える三河。「堅いディフェンスと多彩なオフェンスパターン」を武器に戦うが、シックスマンとしてコートに立つ選手の存在も大きい。中でも、長谷川智也は「チームや試合の流れを変えることができる」と自負しており、ここまでスターターとしての出場は3試合にとどまるも78点をマーク。そのうち、34本の3ポイントを放って18本を成功させるなど、リーグ屈指の成功率を記録する。

　昨季のNBLファイナルで敗れた川崎ブレイブサンダース（旧東芝ブレイブサンダース神奈川）をライバルに挙げており、長谷川は「負けたくない」と意気込む。「コートで必死にプレーするので、会場に足を運んでください」と長谷川。11月5、6日に行われる第7節は、ホームのウィングアリーナ刈谷に滋賀レイクスターズを迎え撃つ。

協力＝WOWOW