2017.04.14

富山が中地区王者の川崎を撃破、第4Qに逆転し連敗を2でストップ/B1リーグ第28節

岡田優はチームトップの24得点を記録 [写真]=B.LEAGUE
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 4月14日、B1リーグ第28節第1戦が川崎市とどろきアリーナで行われ、2連敗中の富山グラウジーズ川崎ブレイブサンダースと対戦した。

 試合開始早々に篠山竜青のジャンプショットで先制されると、その後も失点を重ねて残り3分21秒で8-16に。直後に岡田優が連続3ポイントシュートを決めて一時2点差に詰め寄るが、18-23の5点ビハインドで最初の10分間を終えた。

 続く第2クォーターはお互いシュートが入らず我慢の時間帯が続く。しかし、残り1分24秒からサム・ウィラード水戸健史の3連続得点で一気に2点差まで迫り、35-37で前半を折り返した。

 第3クォーターはニック・ファジーカスに13得点を与えるなど攻めこまれ、最大10点のビハインドを背負う。しかし、岡田を中心に応戦し、この10分間を20-23とし最終クォーターへ突入した。

 5点ビハインドで迎えた最後の10分間は序盤にデクスター・ピットマンがインサイドで奮起し、試合終了残り6分54秒に65-64と逆転に成功。その後は激しい点の取り合いが繰り広げられるが、同4分38秒から宇都直輝、ピットマン、岡田の連続得点で一気に6点差まで広げる。同3秒に藤井の3ポイントシュートで1点差まで詰め寄られたが、ウィラードが2本のフリースローを確実に得点につなげた。富山はこのクォーターでピットマンの10得点を含む計28点を積みあげ、中地区王者の川崎を相手に最終スコア83-80で逆転勝利を収めた。

 岡田はチームトップの24得点を挙げて攻撃をけん引し、連敗ストップの立役者となった。一方、川崎はファジーカスが27得点、藤井が14得点と活躍したが、最後の10分間で失速し悔しい敗戦となった。

【試合結果】
川崎ブレイブサンダース 80-83 富山グラウジーズ

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