2017.09.04

アーリーカップ決勝敗退も充実感をつかんだ富樫勇樹「3日間いいバスケができた」

決勝で20得点を挙げた富樫勇樹 [写真]=加藤誠夫
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 9月1日に船橋アリーナで開幕した「B.LEAGUE KANTO EARLY CUP 2017」。千葉ジェッツふなばしは、横浜ビー・コルセアーズとの1回戦を92-70、栃木ブレックスとの2回戦を88-56とそれぞれ大差で勝利して決勝に進み、3日にアルバルク東京と激突。昨季も熱戦を繰り返したA東京を相手に健闘したが、73-77で敗れ準優勝で大会を終えた。

 しかし、ゲームトップの20得点を記録した富樫勇樹は「本当にいい試合だったと言うしかないです」とコメント。「ここまで戦えるとは思っていなかったので、何もネガティブなことが浮かんでこないくらい、いい3試合でした」と大会を振り返り、「個人的には、自分のリズムを取り戻すために多くのシュートを打とうとアグレッシブにやっていました。反省点はありますけど、すごく良かったと思います」と手応えを口にした。

攻撃をけん引した富樫 [写真]=加藤誠夫

 千葉に加わった新戦力の1人が、シーホース三河で4年間活躍したギャビン・エドワーズだ。富樫は「今までBリーグ、bjリーグ、NBLでプレーしてきて、1番一緒にプレーしたい選手だったので、千葉に入ってくれて本当にうれしいです」と話す。そのエドワーズのファウルトラブルこそが勝敗を分けるポイントになったと言及し、「前半、(エドワーズの)ポストアップがかなり効いていたので、後半ほとんど出場できなかったことが、このゲームを難しくしたかなと思います」と述べた。

 それでも、日本代表のポイントガードは、中心選手の不在をチーム全体で補えたと指摘。「マイク(マイケル・パーカー)だったり、トニー(ガフニー)だったり、(小野)龍猛さんのポストアップだったり、ギャビンがいない中でも、しっかりどこか起点になって攻めることはできていたと思います。まだ(シーズン開始まで)1カ月ありますが、本当にこの3日間はいいバスケができました」と語った。

三河から千葉へ加入したエドワーズ(背番号21番)[写真]=加藤誠夫

【Bリーグ アーリーカップ2017 試合結果一覧】
https://basketballking.jp/news/japan/20170903/26544.html

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