2017.10.24

高橋耕陽の若さ溢れるプレーに注目、サイズのある相手フォワード陣に対抗したい

 前節はアウェーで西宮ストークスと戦った滋賀レイクスターズ。第3節に負傷した狩野祐介ディオール・フィッシャーは無事スターターで出場したが、1戦目は目まぐるしく主導権が入れ替わる展開ながら、要所のトランジションディフェンスで後手に回り敗戦した。2戦目は並里成が体調不良、田中大地が負傷で欠場と、またもアクシデントに襲われたが、控えガードの横江豊が奮起。14得点4アシストでチームを引っ張り、連敗を「6」で止める立役者となった。

 一方、開幕からの連敗を「5」で止めた大阪エヴェッサは、前節も千葉ジェッツから白星を勝ち取った。1戦目の第1クォーターで29得点とたたみ掛け、ディフェンスでも千葉を計68得点に抑えこんだ。3ポイント成功率が5割を超え、リバウンドとアシストも相手を上回った。2戦目は最後まで粘りを見せたものの逃げきられ、3連勝は逃した。この試合で、第2クォーターに桶谷大ヘッドコーチが2度のテクニカルファウルで退場し、今節の出場停止が決定している。

 滋賀の注目選手は、前節1戦目で18得点の高橋耕陽。サイズのある大阪の日本人フォワード陣に対抗すべく、サイズとシュート力を兼ね備えた高橋の若さ溢れるプレーに期待したい。

文=吉川哲彦

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