2017.10.25

5勝3敗で並ぶ両チーム、京都ハンナリーズは岡田優介とスミスの活躍がカギ

2000年より、バスケットボール専門で取材活動中

 前節は富山グラウジーズのホームに乗りこみ、1勝1敗でしのいだ京都ハンナリーズ。一戦必勝の今節は、琉球ゴールデンキングスを本拠地のハンナリーズアリーナに迎え撃つ。

 富山との1戦目は点の取り合いの末に1点差で落としたが、2戦目は序盤から優位に試合を進め、第4クォーターで一時1点差に迫られても逆転されずに逃げきった。岡田優介が1戦目で19得点7アシスト、2戦目で13得点。ここ4試合連続で2ケタ得点を記録しており、現在ジュリアン・マブンガを上回るチーム得点王。点取り屋の本領を見せ始めている。

 琉球も前節はアウェー戦だったが、こちらは島根スサノオマジックを相手に連敗。1戦目は第1クォーターで約4分近く得点が止まったのが最後まで響いた。2戦目は前半にディフェンスで相手を苦しめたが、オフェンスが機能せず、第4クォーターの勝負どころでディフェンスが我慢しきれなかった。2戦計125得点と、島根の術中にハマった感がある。

 両軍は5勝3敗で並び、勝った方が西地区単独首位に立つ。京都は、琉球の強固なインサイドをこじ開けることができれば岡田のシュートも活きるはずだ。主にオンザコート2のクォーターでコートに立つジョシュア・スミスの圧倒的なパワーが、チームの命運を握る。

文=吉川哲彦

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