2018.10.23

浮上のきっかけをつかみたいサンロッカーズ渋谷、アルバルク東京撃破へのカギは満原優樹

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サンロッカーズ渋谷vsアルバルク東京(@墨田区総合体育館)
10月24日19時05分~

 開幕節で好ゲームを繰り広げたアルバルク東京サンロッカーズ渋谷が、第5節で再び激突。しかし、現在7試合を終えてA東京は6勝1敗、対するSR渋谷は1勝6敗と明暗が分かれている。

 前節、開幕5連敗中のシーホース三河と対戦したSR渋谷。第1戦は第1クォーターで放った3ポイント7本が1本も入らず、残り4分43秒からは無得点に終わった。結局、この10分間で背負った10点ビハインドを跳ね返せず、74-64で三河に今季初黒星を献上した。続く第2戦は第2クォーター終盤に離されるも、ライアン・ケリーの活躍で競り合いに持ちこむ。しかし、この試合でケリーと同じく25得点をマークしたジェームズ・サザランドを止められず、5点差で敗れて4連敗となった。SR渋谷は2戦を通じて2ケタ得点がケリーとロバート・サクレのみと未だ“外国籍選手頼み”のオフェンスから脱却できず。また、生原秀将に2試合で計31得点を与えた点が誤算だったと言えるだろう。

 第3節の栃木ブレックス戦では、延長戦の末に敗れたA東京だったが、川崎ブレイブサンダースを迎えた前節はその敗戦を払しょくさせるほどの完勝を収めた。第1戦は竹内譲次が18得点12リバウンド、田中大貴が14得点6アシストを挙げるなどで計89点をマーク。川崎を67得点に抑えると、第2戦では40分間でわずか46点しか与えず、これまで自らが持っていたB1最少失点記録を塗り替えた。ポイントガードの小島元基がケガで離脱中だが、その穴を23歳の齋藤拓実がしっかりと埋めており、1敗しているとはいえ今季もその強さを際立たせている。

 アリーナ立川立飛で行われた開幕節では73-71、87-79とややハイスコアでA東京に軍配が上がった。今節ホームで戦うSR渋谷は、現在B1全体で15位という得点数(1試合平均66.7得点)を考えると、守り合いのロースコアゲームに持ちこみたいところ。そのためには、好調を維持する竹内に主将の満原優樹が太刀打ちできるかがポイント。勝利への起爆剤として、ここまで出場のないマーカリ・サンダース・フリソンをエントリーさせることも考えるべきだろう。

■ロースター
・SR渋谷(ヘッドコーチ:勝久ジェフリー)
満原優樹
秋葉真司(NEW)
清水太志郎
ファイサンバ(NEW)
ロバート・サクレ
伊藤駿
ベンドラメ礼生
マーカリ・サンダース・フリソン(NEW)
杉浦佑成
長谷川智也
広瀬健太
山内盛久
ライアン・ケリー(NEW)

・A東京(ヘッドコーチ:ルカ・パヴィチェヴィッチ)
小島元基
齋藤拓実
安藤誓哉
馬場雄大
正中岳城
ザック・バランスキー
菊地祥平
竹内譲次
田中大貴
ジャワッド・ウィリアムズ
ミルコ・ビエリツァ(NEW)
アレックス・カーク

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