2018.10.23

3連勝中の秋田ノーザンハピネッツ、相手得点源のロシターをいかに抑えるか

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秋田ノーザンハピネッツvs栃木ブレックス(@CNAアリーナ★あきた)
10月24日19時05分~

 第3節から3連勝と勢いに乗る秋田ノーザンハピネッツと、6勝1敗で東地区首位につける栃木ブレックスによる一戦。名門、能代工業高校出身の田臥勇太が2シーズンぶりに秋田の地へ降り立つ注目のカードでもある。

 ホームの秋田は前節、ライジングゼファー福岡と対戦し、第1戦は試合終了残り12秒にカディーム・コールビーが決勝点をマーク。72-71と1点差で競り勝つと、第2戦はジャスティン・キーナンが28得点を挙げるなど73-53で快勝を収めた。昨季B2プレーオフのリベンジを果たしたとともに、連勝を「3」に拡大。2戦合計で、中山拓哉が19得点12リバウンド8アシスト、小野寺祥太が20得点3スティールと、外国籍選手に依存しないチームバスケットを見せた。

 栃木は第1戦でレバンガ北海道に屈し、開幕からの連勝が「5」でストップ。今季初めてメンバーに入ったアンドリュー・ネイミックが、第3クォーター開始3分44秒にファウルが4つに達するなど不測の事態も起こり、最後の10分間で13-21と突き放された。司令塔の田臥が欠場した第2戦では、渡邉裕規が5得点6アシスト、鵤誠司が14得点4アシストとカバー。ライアン・ロシターも5試合連続“ダブルダブル”となる20得点14リバウンドと力を見せつけ、第1戦とは逆に最終クォーターで22-12と上回って勝利を収めた。絶好調のロシターとともに、竹内公輔が2戦合計で21得点8リバウンドを挙げるなど調子上向き。今節から再び連勝を伸ばしていきたいところだ。

 秋田としては、サンロッカーズ渋谷との第3節でロバート・サクレをわずか8得点に抑えたように、まずは大黒柱のロシターに自由を与えないこと。その上で中山、小野寺、成田正弘といったポイントガード陣が、激しいプレッシャーに対してどこまで対抗できるか注目したい。

■ロースター
・秋田(ヘッドコーチ:ジョゼップ・クラロス・カナルス)
野本建吾(NEW)
下山大地(NEW)
白濱僚祐
成田正弘(NEW)
下山貴裕(NEW)
中山拓哉
保岡龍斗
ニカ・ウィリアムス(NEW)
俊野達彦(NEW)
小野寺祥太
ジャスティン・キーナン(NEW)
カディーム・コールビー
谷口大智

・栃木(ヘッドコーチ:安齋竜三)
田臥勇太
ジェフ・ギブス
遠藤祐亮
竹内公輔
田原隆徳(NEW)
アンドリュー・ネイミック越谷アルファーズからレンタル移籍)
渡邉裕規
鵤誠司
橋本晃佑
ライアン・ロシター
栗原貴宏(NEW)
エリック・ロバーツ(NEW)
山崎稜
喜多川修平

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