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熊本のジェフリー・ヒロナカHCが成績不振により辞任…今季就任もB2西地区6位と低迷

ヘッドコーチを辞任したジェフリー・ヒロナカ[写真]=B.LEAGUE
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 B2西地区所属の熊本ヴォルターズは12月17日、ジェフリー・ヒロナカヘッドコーチから成績不振による辞任の申し入れを受け、HCの交代を決定したことを発表した。次節の同18日に敵地で行われる愛媛オレンジバイキングス戦は、遠山向人(現・アシスタントコーチ)がHCとして指揮を執る。

 アメリカ出身で現在67歳のヒロナカ氏は、2002年からシアトルパシフィック大学のHCに就任し、アメリカの大学で指導者キャリアを積んできた。シアトルパシフィック大学のHC時代には全米大学体育協会(NCAA)西部地区にて、コーチ・オブ・ザ・イヤーを受賞した経歴も持つ。また、熊本が発足した2013年にはアドバイザーに就任しており、今年6月にHCとして熊本に戻ってきた。

 熊本はここまでリーグ戦4勝19敗のB2西地区6位に低迷。昨シーズンの成績は33勝27敗の西地区3位という結果を残していたが、現在は苦しいチーム状況が続いている。

 今回の発表に際し、湯之上聡代表取締役社長はクラブ公式サイトを通じて、以下のようにコメントしている。

▼湯之上聡代表取締役社長
「いつも熊本へ熱い応援をいただき、ありがとうございます。このたび、シーズン途中でのヘッドコーチ交代となり、皆さまにご心配をおかけし申し訳ございません。また、4勝19敗と、思うように勝利をお届けできず重ねてお詫び申し上げます。ジェフリー・ヒロナカ氏には、アメリカの大学バスケットボールの経験を評価し今シーズンからチームの指揮をお願いしてきました。大きな期待を背負って臨んだシーズンではありましたが、非常に厳しい状況となっています。今シーズンは現行のリーグ制度でB1に昇格できる最後のチャンスで、私たちとしてはどうしても諦めることができないシーズンです。これまで、ヒロナカHCを中心に、なんとかこの現状を変えるべくコミュニケーションをはかってきましたが、糸口をつかむことができず、HC交代という決断に至りました。シーズンはまだ半分以上の試合を残しております。『0.0秒まであきらめない』という強い気持ちで、残りの試合をクラブ一丸で戦い、後半戦の巻き返しに向けて前進してまいります。どうか引き続き、熱い応援をお願いできますと幸いです」

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