2025.03.27

新興クラブの躍進にバスケ文化の広がりを実感…Bリーグ・島田チェアマンが徳島を訪問

「島田のマイク」第229回が配信
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 3月27日、Bリーグ島田慎二チェアマンのポッドキャスト番組『島田のマイク』第229回が配信。今回は島田チェアマンによる徳島ガンバロウズへの訪問報告を中心に、新興クラブの急速な成長や全国ドライバー応援プロジェクトについて語った。

 徳島訪問において、NHK徳島放送局や徳島新聞社、四国放送、徳島大正銀行など多数のステークホルダーとの面会に加え、後藤田正純県知事や県バスケットボール協会の福井秀樹会長らとの懇親会、本拠地となるアスティとくしまの視察など、地域のバスケット文化発展に向けた幅広い活動を行ったという。島田チェアマンは、各クラブへの訪問について「オファーしてくれるところが毎年呼んでくれるという感じなんですよ。だから『うちに来ないな』みたいな感じがもしあられる場合は、クラブの方にちょっと呼んでみていいんじゃないの、みたいなことを言っていただけると」と、各クラブからの要請があれば積極的に応じる姿勢を示した。

 今回の出張で島田チェアマンはB3クラブの成長の早さに感銘を受けた様子で、「福井とかもそうですし、できて間もないクラブなのに、会場に足を運んでくれるお客様を増やして、かつ声援が大きいようなクラブが地方から出てきていますよね」と語った。特に従来と比較して「(熱心なファンが集まり盛り上がるまでに)昔はもっと時間かかりましたね。地元に根付く、その声が出て、チームを応援するぞって空気になるには何年かかかるんですけど、最近1〜2年でもう一気にボーンとそのステージに」と、新興クラブの急速な発展に目を見張る様子だった。

 新興クラブの成長速度について、Bリーグという文化が日本社会に根付きつつあるという観点から「盛り上がってるところが増えてるので。そうすると、そういうシーンを見かけるファンの数も相対的に増えている。そうすると、そういう風に伝播しやすい」と好循環が生まれていることを指摘。「B3もB2も、もうこれから関係ないですから、みんなで頑張りましょう」と述べ、2026年秋からの『B.革新』によるリーグ再編後のさらなる発展に期待を込めた。また、会場環境の整備や時間の経過、そしてBリーグ全体のプレゼンス向上によって、各地域のクラブが全国各地で花開いていくというビジョンを描いていることを明かした。

 番組の後半では、番組パートナーである全国ドライバー応援プロジェクトに関連して「繁忙期を乗り切る仕事術」をテーマに、島田チェアマンの繁忙期の乗り越え方の話題に。島田チェアマンは「繁忙期はある種、自分のビジネスマンとしてトライする上でも重要な時期だし、組織として繁忙期ってことは大事な時期かもしれないから、逆に言ったら結果を出した時にポジティブに受け入れられる瞬間でもある」と、前向きな捉え方を提案。「どんなにいい結果が出ようが悪い結果出ようが、そのパフォーマンスが発揮されようがされまいが、時は流れるから」と、過度な心配や執着を手放すことの大切さを語った。

 今回のエピソードでは、大阪府豊中市と沖縄市の兄弟都市提携50周年記念事業としてミニバス交流試合を琉球ゴールデンキングスの試合前に行う企画があったことや、ドライバーへの応援としてリスナーからの手紙を募集していることなどについて語られた。

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