2025.03.20

2025−26シーズン クラブライセンス第1回判定結果発表…審議継続はB1は「0」、B2が「5」、B3が「1」

3月の理事介護、メディアブリーフィングが開催(写真は島田慎二Bリーグチェアマン)
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 3月19日、Bリーグは理事会を実施し、4項目が決定したことを発表した。理事会後に開催されたメディアブリーフィングには島田慎二チェアマンも出席し、自らそれぞれについて説明。メディアからの質問にも対応した。

 理事会での決定事項は以下のとおり。
①実行委員変更/クラブ名:三遠ネオフェニックス、新任:岡村秀一郎(株式会社フェニックス代表取締役社長)
②今シーズンの入場者数及び事業規模の見込み
③マーケティングレポート
④B.LEAGUE クラブライセンス第1回判定結果

②今シーズンの入場者数及び事業規模の見込み
【今シーズンの入場者数及び事業規模の見込み】
今シーズンの入場者数は478万人見込み、リーグ売り上げ93億円、クラブ売り上げ613億円となり事業規模は700億円超えの見込み

③マーケティングレポート
【入場者状況B1 入場者数全体】
B1入場者数は平均4,780人
※平日開催の試合が多く、アリーナの収容数による影響もあり現時点では3月は若干減少
2024-25平均:4780人
2023-24平均:4617人

【入場者状況B2 入場者数全体】
B2入場者数は平均2,556人
※昨シーズンの入場者数を超えて順調に推移
2024-25平均:2556人
2023-24平均:2304人

【入場者状況B1 クラブ別平均入場者】
B1昇格クラブ(越谷・滋賀)・新アリーナ(千葉J・長崎)のクラブが順調に増加。アリーナの収容数による影響で、昨シーズンと同等のクラブが多数あり

【入場者状況B2 クラブ別平均入場者】
熊本、静岡、福井などが平均入場者数を大きく増加させている

④B.LEAGUE クラブライセンス第1回判定結果
 クラブライセンス(以下Bライセンス)制度について改めて説明すると、最大の目的が「バスケットボール界全体の安定的・持続的な成長と発展に寄与すること」。クラブを取り締まり、排除することではないという。

 さらに、「プロバスケットボールクラブにおける育成面・施設面・選手環境面などを、プロリーグとしてふさわしい水準に保ち、さらに発展させることによって、クラブの価値が向上することを目的とする。また、財務面では無理な投資を抑制し、ガバナンスを改善させることによって、クラブが社会的に信用され、地域に根付き、永続的に存続できることを目標とする」としている。

 来シーズンのBライセンス交付のために、2024年9月末に決算関係書類、さらに11月末には村政書類をクラブが事務局にそれぞれ提出。11月末から25年3月の理事会までに審査を行い、ライセンス交付を決定、各クラブに通知がなされる。

 3月の審査結果は以下のとおり。
【2025−26シーズン B1ライセンス交付 31クラブ】
B1所属(2024−25):24クラブ
北海道・仙台・秋田・茨城・宇都宮・群馬・越谷・千葉J・A東京・SR渋谷・川崎・横浜BC・三遠・三河・FE名古屋・名古屋D・滋賀・京都・大阪・島根・広島・佐賀・長崎・琉球
B2所属(2024−25):7クラブ
福島・A千葉・富山・信州・神戸・福岡・熊本

【2025−26シーズン B2ライセンス交付 12クラブ】
B2所属(2024−25): 2クラブ
山形・愛媛
・準加盟(2024−25):10クラブ
岩手・東京U・立川・横浜EX・新潟・岐阜・岡山・山口・徳島・香川

【4月ライセンス判定へ継続審議となったクラブ】
クラブ/審議ライセンス/交付状況/継続審議理由
青森/B1ライセンス/B1ライセンス継続審議/競技基準(ユース)・施設基準
福井/B1ライセンス/B1ライセンス継続審議/競技基準(ユース)・施設基準
静岡/B1ライセンス/B1ライセンス継続審議/施設基準・財務基準
奈良/B2ライセンス/B2ライセンス継続審議/財務基準
鹿児島/B1ライセンス/B1ライセンス継続審議/施設基準
さいたま/B2ライセンス/B2ライセンス継続審議/財務基準

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