2025.03.20

ロシターが自己最多15アシスト含むトリプルダブル達成…「何が何でも勝たなければいけない試合でした」

トリプルダブルの活躍で勝利に貢献したロシター[写真]=古川剛伊
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 3月19日、「りそなグループ B.LEAGUE 2024-25シーズン」のB1リーグ第25節が開催され、アルバルク東京横浜ビー・コルセアーズに80-71で勝利した。

 この試合でA東京のライアン・ロシターは10得点10リバウンドに加え、キャリアハイとなる15アシストを記録し、トリプルダブルの活躍でチームの勝利に貢献した。ロシターがB1でトリプルダブルを達成するのは、2024年3月2日以来4度目となる。

 ロシターは試合後にクラブ公式サイトをとおしてコメント。「土曜の天皇杯ファイナルで悔しい負けの後でしたので、今日は何が何でも勝たなければいけない試合でした」と、準優勝に終わった第100回天皇杯からのカムバックを目指した試合だったことを明かした。

 また、カムバックへの道程は決して平坦なものではなかったようで「重い負けでしたので、切り替えることはとても難しいことでしたが、試合は続いていくので1試合1試合を勝って進んでいかなければいけません」と、中3日の間での気持ちの切り替えについても言及。その上で「今日の勝利はチームにとっても自分自身にとっても大きなものだと思います」と会心の勝利を喜んだ。

 自身のトリプルダブル達成については「いい結果が出せたと思います」と振り返りながらも、「(安藤)周人やオサ(小酒部泰暉)やほかの選手たちもシュートをしっかり決めてくれましたし、このように15アシストにもつながりましたし良かったです」とチームメートを賞賛した。

 最後は「今日もたくさんの応援ありがとうございました。残りのシーズンもしっかり戦いますので、これからもサポートよろしくお願いします」と、ファン・ブースターへのメッセージでコメントを締めたロシター。現在チームは30勝12敗で中地区2位とチャンピオンシップ出場権ながらも、同3位のシーホース三河も29勝13敗と1勝差で追走している状況。負けられない戦いが続く中、見事な切替で勝利に貢献したロシターに今後も多くのファンが期待しているだろう。

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