2025.08.17

【U18日清食品トップリーグ2025】精華女子「高さと勢いを武器にチャレンジ」

精華女子の大黒柱、タイウォ [写真]=田島早苗
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 U18世代の育成・強化の充実を目的に2022年から開催されている「U18日清食品トップリーグ」。今年度は8月23日から11月16日までの期間に開催され、女子はインターハイを4年ぶりに制した桜花学園高校(愛知県)や大会2連覇中の京都精華学園高校(京都府)をはじめ、全国トップレベルの強豪が集結する。大会のスタートを前に出場チームにアンケートを実施し、その回答をもとに大会への意気込みや目標などを紹介する。

経験不足を成長の糧に

 
 精華女子高校(福岡県)は2年ぶり2回目の出場。大上晴司ヘッドコーチは「このチームはキャリアがなく、強豪との対戦は何よりも大きな経験になる。しっかり準備をしてチャレンジャーとして臨みたい」と語る。多くの選手に出場機会を与えて底上げを図り、絶対的エースのアキンデーレ タイウォ イダヤットを軸にオフェンスを構築。ディフェンスではサイズのミスマッチをカバーし、1年生留学生のブバ アイシャ エジネアイシャの加入でトランジションに緩急をもたらす。鍵を握るのはポイントガードの盛山璃音で、指揮官は「メンタル的成長がチームの勢いを左右する」と期待を寄せる。意識する相手には桜花学園高校(愛知県)と日本航空北海道高校(北海道)を挙げ、個々のスキルや高さへの対応、高さとうまさを兼ね備えた庵原有紗らとのマッチアップに挑む構えだ。

 キャプテンの森田栞名は「経験もキャリアも少ない中で全国のチームと試合ができることはありがたい」と語り、守備から流れをつくるチーム力に注目してほしいと強調。「誰よりも熱い気持ちを持って試合に挑む」と意気込み、初戦からリーダーとして仲間を鼓舞する構えだ。目標には優勝を掲げ、意識する相手には桜花学園を挙げ「インターハイでの敗戦を糧にリベンジしたい」と力を込めた。

【U18日清食品トップリーグ過去の成績】
2024年:不出場
2023年:7位(2勝5敗)
2022年:不出場

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