2025.08.21
8月20日、昨シーズンB3のアースフレンズ東京Zに所属し、6月30日に契約満了となり自由交渉選手リストに公示されていた池田慶次郎が、Bリーグから退くことを自身のXで発表した。
9月12日で32歳の誕生日を迎える池田は、177センチ77キロのシューティングガード。京北高校から早稲田大学に進学し、2014年の「第63回関東大学バスケットボール選手権大会」でアシスト王に輝くなど活躍した。その後、2016年から三井住友海上バスケットボール部でプレーしていた。その後30歳となった2023年9月に東京Zへ入団し、初のBリーグの舞台に立った。
池田は自身のXで「応援していただいていた皆さまへ」と書き出し、「お知らせが遅くなり、申し訳ございません。昨シーズンをもってBリーグを退くことを決断いたしました」と報告。思いのこもった言葉を以下のようにつづった。
「2年間、たくさんの応援ありがとうございました。 30歳で会社員を辞め、Bリーグ (プロ)の世界に挑戦し、 この2年間は様々な経験をすることができました。自分の人生に真正面から向き合うきっかけをくださった関係者の 皆さまに感謝申し上げます。
25-26シーズンについて、結論を申し上げると、プロ契約の条件提示をいただけませんでした。プロの世界ですので、結果がすべて。自分のこれまでのパフォーマンス が今回の条件提示であり、悔しい気持ちではありますが、今一度、自分の人生と向き合うきっかけとなりました。
SNS等を通じて、自身の進退について心配してくださっていた方や、アスフレに残るはずだと期待してくださっていた方々の期待に沿えない形となり、大変心苦しいですが、新たな道を探すという決断をさせていただきます。この2年間は、これまでの人生で最も声援を受けたと実感できる期間でした。応援してくださるファンの方々のために、何度も頑張り切ることができました。感謝しているという言葉だけではとても形容しきれないほどの想いです。
昨年、B2資格の剥奪がありながらも「躍進」を遂げたアースフレンズですので、必ず今年はB3リーグを優勝し、新リーグではB.oneへ参入されると思っております。その挑戦を私も見守りたいと思います。
最後になりますが、この挑戦は、私にとって大きな転換であるとともに、成長につながった出来事であると思っております。この挑戦に一片の悔いなしです。引き続き、アースフレンズの応援、および第三章の池田慶次郎の応援をよろしくお願いいたします」
また、今回の発表に際して池田と中学と高校でチームメートだった田渡凌も自身の公式X(旧Twitter)で反応。以下のような言葉で盟友を労った。
「もう一回本気でバスケやりたい
2年前に慶次郎の口から出た言葉。俺は本当に嬉しかった。プロとしてデビューして楽しそうな彼を見れたのも嬉しかった。何よりもプロの世界に来て池田慶次郎が沢山の人に応援してもらえた事が1番嬉しかった。
俺はまだまだ頑張るぞ。お疲れ様。気魄」
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