2025.08.23

【全中男子準々決勝まとめ】4連覇を目指す四日市メリノールを止めるのはどこか!?…実力校が準決勝に勝ち上がり

[写真]=バスケットボールキング
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 8月23日、鹿児島市の西原商会アリーナで「令和7年度全国中学校体育大会 第55回全国中学校バスケットボール大会」男子決勝トーナメント準々決勝が行われ、ベスト4が決定した。

 北谷町立北谷中学校(沖縄県)と金沢学院大学附属中学校(石川県)の対戦は、北谷が先行したものの、その後、金沢学院大附属が堅い守りからペースをつかみ、主導権を握る。第1クォーターから第3クォーターまで北谷の得点を1ケタに抑えた金沢学院大附属が94-36と快勝。北谷の古波蔵凜人がゲームハイの16得点を挙げて存在感を示した。

 四日市メリノール学院中学校(三重県)と野々市市立布水中学校(石川県)の対戦は、互いに持ち味である激しいディフェンスが機能して、一進一退の展開を見せる。その中で布水が第1クォーターからリードを奪うものの、第4クォーター、四日市メリノールの石山誠修が積極的に攻めると、堀内蓮が残り8.8秒に逆転に成功。その後、布水の攻撃をしのいだ四日市メリノールが50-48で勝利。大会4連覇に向けて最終日にコマを進めた。

 倉敷市立南中学校(岡山県)と世田谷区立梅丘中学校(東京都)の対戦は、第1クォーター、梅丘が倉敷南を2点に抑えて順調なスタートを切ったかに見えた。しかし、第2クォーター、倉敷南はリズムを取り戻し、互角の展開に押し返す。後半も一進一退となるが、第4クォーターに倉敷南が逆転に成功する。しかし、梅丘は勇﨑陽太の3ポイントで再逆転すると、そのままリードを渡さず57-52と勝利。ベスト4進出を決めた。

 京都精華学園中学校(京都府)と東北学院中学校(宮城県)の対戦は、ここまで圧倒的な攻撃力で勝ち上がってきた京都精華に対して、東北学院が堅い守りでリードを許さない。しかし、京都精華が第2クォーターにオールコートのディフェンスを繰り出すと東北学院のミスを誘発。一気にリードを広げた。後半も得点のペースを落とさない京都精華が76-34と勝利。悲願の初優勝に向けて、準決勝に勝ち上がった。

 この結果、24日午前10時20分からサンアリーナせんだい(鹿児島県川内市)で行われる準決勝の組み合わせは以下の通りとなった。

【男子準決勝】
金沢学院大学附属中学校vs四日市メリノール学院中学校
世田谷区立梅丘中学校vs京都精華学園中学校

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