2025.09.09
9月7日、日環アリーナ栃木にて「U18日清食品トップリーグ2025」女子の2試合が開催された。
6日に桜花学園高校(愛知県)に勝利し勢いにのる岐阜女子高校(岐阜県)は、慶誠高校(熊本県)と対戦した。序盤からお互いに一歩も譲らぬ展開で試合が進み、最終クォーター残り時間9秒、岐阜女子が3点ビハインドの場面で北野空の3ポイントがヒットし、64-64でオーバータイムへ持ち込む。延長に入ると慶誠にリードを許すもキャプテン三宅香菜の2本の3ポイントで食らいつく。残り時間15秒を切っても同点のこの接戦に、終止符を打ったのは岐阜女子。残り8秒の場面、ペイント内で三宅からの鋭いパスを受けた坂口なおみが決勝点となるシュートを沈め、76-74で勝利した。
個人スタッツに目を向けると、岐阜女子の杉浦結菜が3本の3ポイントを含む30得点、三宅は24得点10リバウンド9アシストとトリプルダブルまであと1アシストと迫り、4スティール1ブロックも記録するなど攻守でチームをけん引した。一方で慶誠の陽本麻生が22得点5リバウンド、フェイバ ヘンリーが17得点19リバウンドのダブルダブルを記録。ベンチスタートの土肥あかりが17得点をマークするも、チーム全体でターンオーバーが24とミスの多さが目立った。
続いて行われた昭和学院高校(千葉県)と京都精華学園高校(京都府)の一戦。前半はリードチェンジを繰り返しながら試合が進み29-30と京都精華が1点ビハインドで折り返す。第3クォーターも点の取り合いが続くが、京都精華がオディア カウェル リッツのインサイドを中心に、徐々に点差を広げる。55-42で最終クォーターを迎えると、ンガルラ ムクナ リヤらのスコアで点差を広げ、72-55で京都精華が勝利した。
個人スタッツはオディアがベンチスタートながら20得点17リバウンド6ブロックとインサイドを支配し、石渡セリーナも11得点14リバウンドのダブルダブルを記録した。敗れた昭和学院では、岡本紗奈が4本の3ポイントを含む16得点をマーク、髙橋優夢が10得点と続いた。
7日に行われた試合結果は以下の通り。
■試合結果
岐阜女子高校 76-74 慶誠高校(OT)
岐阜女子|14|15|21|14|12|=76
慶 誠|14|20|16|14|10|=74
昭和学院高校 55-72 京都精華学園高校
昭和学院|16|14|12|13|=55
京都精華|16|13|26|17|=72
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