2025.09.10
Bリーグは9月9日、『B.LEAGUE 47都道府県プロジェクト』を推進していくことを発表した。リーグが掲げる2050 VISION「感動立国」の実現に向け、47都道府県すべてにBクラブを誕生させることを目指す取り組みとなる。
現在B1からB3まで全国各地に合計55クラブが活動しているが、山梨県・和歌山県・鳥取県・高知県・大分県・宮崎県ではクラブがない状況だ。学校部活動のあり方を見直す時流もある中で、Bリーグとしては各クラブのトップチームのみならず、スクールやユースなどを通じて、地域創生の原動力となることを目指す方針。今後、6県での新クラブ誕生を積極的にサポートしていくという。
同日に行われたメディアブリーフィングに出席した島田慎二チェアマンは、「多くの人を巻き込まないとクラブは生まれ育たない。今日を皮切りに推進していきたい」と宣言し、新たなクラブオーナーを募集。「全県制覇というより、スポーツの力で日本を元気にしていくのがモットー。地域を元気にする装置の一翼を担いたい」とも強調した。
また、「過去にクラブがあって、なくなってしまったところもある。結構難攻不落だなと思っていますけど、10数年前と今のバスケットボールのプレゼンスは違うと思います。きちっと大義を説明して、どういった貢献ができるか説明できれば、検討していただける俎上には載るんじゃないかなと思います」と話した。
このタイミングでクラブ創設に動き出せば、「最短で2027-28シーズン、2年後から(Bリーグに)参画することが可能」だという。Bリーグは“バスケで日本を元気に!”という理念のもと、さらなる地域創生を目指す。
2025.09.10
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2025.09.09
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