2025.09.22

【U18トップリーグ女子】精華女子が千葉経済大附属を高さで圧倒…岐阜女子は昭和学院を抑え勝利

試合開始直後から高さで主導権を握った精華女子[写真]=U18日清食品リーグ
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 9月21日、日清食品トップリーグ2025は精華女子高校(福岡県)vs千葉経済大学附属高校(千葉県)と、昭和学院高校(千葉県)vs岐阜女子高校(岐阜県)の2試合が、愛知県の豊田合成記念体育館(エントリオ)で行われた。

 この日の第1試合は精華女子と千葉経済大附属の1戦。先手を奪ったのは精華女子。ティップオフを制すると素早いボール回しから、アキンデーレタイウォイダヤットがインサイドで先制点を決める。ディフェンスとリバウンドで試合を優位に進め、第1クォーター残り4分30秒まで21-4と大きくリードを広げる。前半を59-44の15点差で終えた精華女子は、後半に入ってもアキンデーレのインサイドを中心に組立て、第3クォーター終了時点で83-57にすると、最終クォーターも森田栞名や後藤帆乃果らが加点し、一度もリードを許すことなく最終スコア105-80で勝利を収めた。勝利した精華女子はリーグの対戦成績を3勝1敗に、敗れた千葉経済大附属は4戦4敗と苦しい状況が続く。

 個人スタッツに目を向けると、アキンデーレが33得点28リバウンドの圧巻のパフォーマンスを見せ、バックアップセンターのブバアイシャエジネも21得点14リバウンドのダブルダブルを記録。後藤が13得点、森田が12得点を挙げた。一方で千葉経済大附属の安川稀尋が高確率でシュートを沈め、5本の3ポイントを含むゲームハイの35点を記録。坂田萌が21得点、淺野愛桜も12得点をマークした。

 続く第2試合の昭和学院vs岐阜女子はロースコアの展開になった。お互いにシュートが決まらない中で、岐阜女子が第2クォーターでリードを奪い25-19で試合を折り返す。第3クォーターにはオフェンスに苦しむ昭和学院に対してディフェンスを強化し、ターンオーバーを誘発させるなど主導権を握り、北野空がこのクォーターだけで8得点をマークし一気に差を広げる。最終クォーターも小松美羽や三宅香菜らが立て続けにスコアを重ね、最終スコア60-40で岐阜女子が勝利した。

 個人スタッツは北野が15得点5リバウンドでチームをけん引、杉浦結菜が13得点7リバウンドをマークした。敗れた昭和学院では藤松柚乃が13得点11リバウンドのダブルダブルを記録するも2ケタ得点者が1人となり、チームでターンオーバーを28回犯すなどオフェンス面で苦しんだ。

■21日試合結果
精華女子高校 105-80 千葉経済大学附属高校
精華女子|34|25|24|22|=105
千葉経済大附|20|24|13|23|=80

昭和学院高校 40-60 岐阜女子高校
昭和学院|8|11|7|14|=40
岐阜女子|11|14|18|17|=60

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