2025.09.22

レイカーズのリーブスがレブロンから受けた“NBAの洗礼”を明かす「あれにはムカついたね」

レイカーズのレブロン(左)とリーブス(右)[写真]=Getty Images
バスケ情報専門サイト

 ロサンゼルス・レイカーズオースティン・リーブスは、選手の入れ替わりが激しいNBAにおいて、ドラフト外から定着した27歳のシューティングガード。レイカーズ在籍4シーズンは、レブロン・ジェームズ(7シーズン)に次いでチーム2番目の最古参となる。

 昨シーズンはいずれもキャリアハイとなる平均34.9分20.2得点4.5リバウンド5.8アシスト1.1スティールをマーク。3ポイントシュートは成功率37.7パーセントで自己最多の平均2.7本を成功。

 昨シーズン途中加入したルカ・ドンチッチ、レブロンに次ぐ第3の得点源を務める男は、2026-27シーズンの契約がプレーヤーオプションとなる。そのため、これを破棄すれば2026年夏に制限なしFA(フリーエージェント)になることが可能なだけに、今シーズンのパフォーマンスは必見だ。

 そうした中、9月20日(現地時間19日、日付は以下同)にインタビューへ応じた際、“NBAの洗礼”を受けた瞬間を聞かれたリーブスは、2021年のトレーニングキャンプで体験したレブロンとのエピソードを口にしていた。

「バスケットボールのコートにいられないんじゃないかと思ったのは一度だけ。実はトレーニングキャンプの時だったんだ。僕らはブロン(レブロンの愛称)と対戦していて、そこで『僕はこの基準でプレーできるのか分からない』と感じたんだ。彼はベースラインからフェイダウェイジャンパーを4本くらい決めた。その時の僕は何もできなかったんだ。あれにはムカついたね」

 それでも、リーブスはドラフト外ながら2021年8月に2ウェイ契約でレイカーズ入りし、9月末に本契約へ昇格。1年目からローテーションの一角を務め、毎シーズン平均得点とアシスト、プレータイムを伸ばしている。

 トレーニングキャンプで“NBAの大先輩”から洗礼を受けるも、リーブスは努力を重ねてレイカーズに必要な選手へと成長し、NBAで居場所を確保した。30日に始まるトレーニングキャンプでも、このチームの主要メンバーの1人として注目していきたい。

NBAの関連記事

BASKETBALLKING VIDEO