2025.10.09

JBAシニアアドバイザーに三屋裕子前会長が就任…任期はFIBA役員在任中、世界とつなぐパイプ役

女子日本代表のゲインズHCと三屋氏(当時会長)[写真]=バスケットボールキング
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 日本バスケットボール協会(JBA)は10月9日、先月末に会長を退任した三屋裕子氏が、10月期理事会において新設された「シニアアドバイザー」に就任したことを発表した。

 現在67歳の三屋氏は、1984年にバレーボール日本代表選手としてロサンゼルスオリンピックに出場し、銅メダルを獲得した元アスリート。2016年6月からJBAの会長を務め、国際バスケットボール連盟(FIBA)の役員も務めるなど、日本バスケットボール界の発展に尽力してきた。9月にJBA会長を退任する際には、「私は本日をもってJBAからは離れますが、一方でFIBAの役員の立場は引き続き務めていくことになります。これまでとはまた違った視点で、微力ながら日本のバスケットボール界のためにお役に立っていきたいと考えております」と、コメントを寄せていた。

 今回、新設されたシニアアドバイザーという役職は、JBAとFIBAの友好関係を維持するとともに、FIBAおよび国際的なバスケットボール界に関する情報をJBAに共有することが目的。JBAのリリースによると、任期は三屋氏がFIBA役員を退任するまでとしており、現時点では2027年9月に予定されているFIBA役員改選を目安にしているという。

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