2022.02.25
2月9日に船橋アリーナで「第97回天皇杯 全日本バスケットボール選手権大会」の準決勝が行われ、千葉ジェッツと琉球ゴールデンキングスが対戦した。
3連覇を達成した2019年以来3年ぶりの決勝進出を目指す千葉はジョシュ・ダンカン、富樫勇樹、佐藤卓磨、原修太、ジョン・ムーニーの5人が先発出場。クラブ史上初のベスト4入りを果たした琉球は並里成、アレン・ダーラム、ドウェイン・エバンス、今村佳太、牧隼利のスターティングファイブで試合に臨んだ。
先手を奪ったのは千葉。第1クォーター開始4分5秒から大倉颯太、ムーニー、富樫が立て続けにシュートを沈め、16-6と点差を2ケタに広げた。一方の琉球は3ポイントを含めなかなかシュートが決まらず、約5分間でわずか3得点。千葉が21-11とリードのまま最初の10分間を終えた。
続く第2クォーターは両チームともにスコアが伸び悩む展開。フリースローも決まらずに苦しむ中、千葉が36-25とわずかに点差を広げた。
第3クォーターは開始約2分間でダンカンが2本、富樫と原がそれぞれ1本の3ポイントを成功。千葉が琉球を48-29と突き放すと、相手のタイムアウト後にはムーニーの“3点プレー”が飛び出した。その後はファウルがかさむ展開となり、ジャック・クーリーを中心にインサイドを攻められたものの、リードをキープ。64-50で最後の10分間を迎えた。
第4クォーターは琉球が序盤から反撃を仕掛け、コー・フリッピン、エバンスのフリースローに加え、クーリーと岸本隆一の得点で1-10のラン。勢いは止まらず、70-68で迎えた残り5分43秒にエバンスの3ポイントで試合をひっくり返した。
中盤以降は一進一退の展開となり、千葉はクリストファー・スミスと富樫の3ポイントで応戦すると、同1分3秒に原がリードを5点差に広げる3ポイントをマーク。終盤のファウルゲームをかいくぐった千葉が92-87で競り勝ち、準決勝突破を決めた。
2022.02.25
2022.02.17
2022.02.14
2022.02.02
2022.01.31
2022.01.28