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『B MY HERO!』
第92回天皇杯・第83回皇后杯(オールジャパン2017)の女子準々決勝、最後のカードは富士通レッドウェーブ(WJBL 2)と三菱電機コアラーズ(WJBL 7)が激突した。第2クォーターで一気に突き放した富士通が80-65で勝利。リーグ戦で連敗した借りを返し、準決勝に勝ち進んだ。
リオデジャネイロ・オリンピックで控えのガードとして活躍した町田瑠唯は、この試合でも15得点7リバウンド7アシストと縦横無尽の動きでチームを勝利に導いた。「オリンピック中も、チームのことを考えることが多かった」と語っているだけに、やはりリーグ戦、そしてこのオールジャパンに懸ける想いも強い。「自分はまだ決勝に進んだこともない。優勝すれば今後に向けて自信になると思うので、まずは準決勝をしっかり戦いたい」
準決勝では、高校の同期でありオリンピックもともに戦った本川紗奈生を擁するシャンソン化粧品シャンソンVマジック(WJBL 3)と対戦する。リーグ戦では連勝している相手だが、いずれも3点差とあって油断は全くない。「(本川と)マッチアップすることもあると思うので、強いドライブを何とか止めたい。短期決戦は勢いが大事。ディフェンスで得点源を止めて勢いに乗りたい」
富士通とシャンソンの準決勝は明日17時から国立代々木競技場第一体育館で行われる。
文=吉川哲彦