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第92回天皇杯・第83回皇后杯(オールジャパン2017)の準々決勝が1月6日、国立代々木競技場第二体育館で行われ、大会3連覇中のJX-ENEOSサンフラワーズ(WJBL 1)がアイシン・エィ・ダブリュ ウィングス(WJBL 8)を91-58で破り、準決勝へ駒を進めた。
JX-ENEOSのトム・ホーバスヘッドコーチは、ベンチスタートの藤岡麻菜美を絶賛。スターターの吉田亜沙美に代わってポイントガードを務めた藤岡について「状態が良く、吉田と2人で出ている時は良かった」と称え、加えて「吉田の2番(シューティングガード)でのプレーも素晴らしかった」と評価した。
この試合では13選手を起用し、スタメンに適度な休養を与えた。「今日は選手を休ませることができた」と満足感を示したホーバスHCは準決勝のトヨタ自動車アンテロープス(WJBL 5)戦に向けて、「自分たちのバスケットをやることが大事。スコア以上に自分たちのバスケットをファンに見せられたら」と意気込みを語った。
対戦相手のトヨタについては「近藤(楓)と栗原(三佳)のシュートはいつどこで打っても入る。宮澤(夕貴)がしっかりディフェンスすることが大事になる」と警戒。その先の決勝も見据え、「理想は早い段階で点差を付けて勝つこと。でも一発勝負だからもちろん1点差でもいい。今日出場したベンチメンバーももっとできるので期待している」と展望を口にした。
4連覇を目指すJX-ENEOSとトヨタの準決勝は、明日7日15時に代々木第一体育館で行われる。