2017.01.07

準決勝を突破し、決勝でJX-ENEOSの4連覇阻止へ、シャンソンの丁HC「楽々勝って優勝するからムカつく(笑)」

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 1月6日に行われた第92回天皇杯・第83回皇后杯(オールジャパン2017)の準々決勝で、シャンソン化粧品シャンソンVマジック(WJBL 3)とトヨタ紡織サンシャインラビッツ(WJBL 6)が対戦し、シャンソンが83-58で勝利を収めた。

 過去10度の優勝を手にしているシャンソンだが、2000年大会以来は優勝から遠ざかっており、ここ9年は決勝にすら進めていない。そんな“古豪”を指揮するのは、かつてトヨタ自動車のヘッドコーチや女子日本代表のコーチを務めた丁海鎰HCだ。

 この日は主力の本川紗奈生、藤吉佐緒里、三好南穂が30分以上コートに立ち、準決勝に向けての疲労蓄積は否めないが、丁HCは「負けたら終わり」と常に気を引き締めており、勝つためのメンバー起用だったことを明かした。

 7日の準決勝で対戦する富士通レッドウェーブ(WJBL 2)には今季リーグ戦で2戦2敗。どちらも3点差で競り負けており、「もちろん簡単な相手ではない」と実力を認める。その上で、「どうなるかわからない。一つひとつこだわって、最後までしっかり戦いたい」と意気込んだ。

 最後に、大会3連覇中で、今季リーグ戦では22戦無敗のJX-ENEOSサンフラワーズ(WJBL 1)について話が及ぶと、「(決勝で)JXを何とかしたい。楽々勝って優勝するからムカつくよね」と笑いながら会場を後にした。

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