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皇后杯ファイナルラウンドがENEOSと富士通との一戦からスタート [写真]=加藤誠夫
12月16日から「第96回天皇杯・第87回皇后杯全日本バスケットボール選手権大会」皇后杯ファイナルラウンドが代々木第二体育館でスタート。第1試合はENEOSサンフラワーズと富士通レッドウェーブと対戦した。
第1クォーター、8連覇を目指すENEOSにアクシデント発生。エースの渡嘉敷来夢がシュートの後の着地で膝を痛め、そのままベンチに下がるという事態が起きた。それでなくてもこの日の富士通は司令塔の町田瑠唯が積極的にボールをプッシュして、篠崎澪、オコエ桃仁花がシュートを決めて互角の展開を見せ、リードを奪う場面もあった。
ディフェンスの強度が互いにアップした第3クォーターは15-15とタイのスコアとなる。ENEOSの55-52と3点リードで迎えた第4クォーター、ENEOSは富士通のディフェンスを破って宮崎早織、宮澤夕貴がシュートを決めていく。
反対に富士通のシュートがリングに弾かれるようになりペースダウン、次第にリードを広げられてしまった。ENEOSは最終クォーターを23-7で締めてこの試合に決着をつけ、ベスト4進出を決めて19日の準決勝にコマを進めた。
■試合結果
ENEOSサンフラワーズ 78-59 富士通レッドウェーブ(@代々木第二体育館)
ENEOS|20|20|15|23|=78
富 士 通|16|21|15|7|=59