2019.02.08

前節連敗を喫した川崎ブレイブサンダース、好調の辻直人がチームを勝利へ導けるか

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川崎ブレイブサンダースvs三遠ネオフェニックス(@トッケイセキュリティ平塚総合体育館)
第1戦:2月9日15時5分、第2戦:2月10日15時5分

 中地区首位を走る新潟アルビレックスを迎え撃った第22節、同地区2位の川崎ブレイブサンダースは第3クォーターで得たリードを守りきって勝利。この時点でゲーム差を「3」に縮めた。

 首位奪取へ向け、ここからギアを上げたいところだったが、京都ハンナリーズのホームに乗りこんだ前節は2戦ともに接戦をものにできず。第1戦は同点で迎えた試合終了残り3分5秒からの連続3ポイントとバスケットカウントで引き離され、4点差で敗戦。続く第2戦は両軍とも高確率で3ポイントが決まったが、デイヴィッド・サイモンに今シーズン自己最多となる40得点を与えてしまうなど、最後まで主導権を握ることができなかった。また、新潟が琉球ゴールデンキングスから連勝を奪ったことで、再びゲーム差は「5」に開いてしまった。

「FIBAバスケットボール ワールドカップ2019 アジア地区 2次予選(Window6)」による中断期間前に相まみえるのは、同地区5位の三遠ネオフェニックス。その三遠は前節、アウェイで横浜ビー・コルセアーズと対戦し、第1戦は太田敦也の17得点の活躍などもあり80-69で勝利を収めた。第2戦は終始接戦となるも、試合終了残り3分14秒で7点ビハインドを背負うと、追いあげ及ばす1点差で敗れた。

 今季の川崎と三遠の対戦成績は、ここまで1勝1敗の五分。今回ホームの川崎は、新潟にこれ以上離されたいためにも連勝で終えたいところ。スタメン復帰した直近3試合で平均19.7得点、計11本の3ポイントを沈めて好調を維持するのは辻直人だ。辻を筆頭に篠山竜青ニック・ファジーカスの日本代表トリオがチームを引っ張り、前節からの嫌な雰囲気を払拭する快勝を収めたい。

 対する三遠は攻撃力では川崎に劣っているだけに、ロースコアゲームに持ちこむことが必須。ファジーカス、辻に加え、前回対戦した際に2ケタ得点を許した篠山と藤井祐眞にも隙を見せてはならない。

■ロースター
・川崎(ヘッドコーチ:北卓也)
藤井祐眞
林翔太郎
青木保憲
篠山竜青
増田啓介
辻直人
谷口光貴
長谷川技
ニック・ファジーカス
バンバ・ジュフ
鎌田裕也
バーノン・マクリン
シェーン・エドワーズ

・三遠(ヘッドコーチ:藤田弘輝)
ジョシュ・チルドレス
寺園脩斗
川嶋勇人
長谷川智伸
渡邊翔太
太田敦也
岡田慎吾
ダシルバヒサシ
鈴木達也
菅野翔太
ウィリアム・マクドナルド
田渡修人

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